ラグビー日本代表(世界ランク13位)が、過去4勝15敗のフィジー(同10位)に真っ向勝負する。
19日は「アサヒスーパードライ パシフィックネーションズカップ2024」決勝(21日、大阪・花園ラグビー場)の登録23人を発表。エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC、64)は1月の就任後初めて、2試合連続同じ先発15人で固め「現状の我々として一番いい、強い15人」と言い切った。
準決勝サモア戦で躍動したSO立川、FB李の“ダブル司令塔”を崩さず、控えも故障で離脱した高橋汰地(トヨタ)のみを入れ替え。ニュージーランド・ロトルアボーイズ高から神戸入りした23歳のWTB浜野を抜てきした。同HCは「フィジーは攻撃が得意だが、今回は日本の方が上手だと見せたい」と意気込む。史上12人目の60キャップとなる主将の立川は「キャップ数は名誉な数字ですが、とにかく勝ちたい」と若き仲間を束ねる。【松本航】
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