俳優の尚玄(46)が21日、東京・代々木公園で行われた「PEACE DAY 2024@代々木公園」に出演した。
9月21日は国連が定めた国際平和デーとなっており、親交のある「PEACE DAY」代表理事の井上高志とトークを行った。尚玄は若かりし頃にバックパッカーとして世界をめぐっていた経験を明かし「今でも毎年行ったことのない国に行くと決めていて、今60カ国ぐらい行ったことあります」と語った。その上で「ニューヨークの芝居の学校に行っていた頃に『旅をしている人は偏見が少ない』と言われたことがあります。役者として大事なことにジャッジをしないということがあります。例えば、役で人殺しや戦争を起こしている人を演じることもありますが、その時に自分の中のフィルターにかけてしまうと、正しく演じられなくなるんです。役者をやっていると、役としてやっていることを肯定はできないですが、理解はできるようになる。自分のフィルターで見るのではなく、俯瞰(ふかん)で見られるようになる。これは普段から使えるので、俳優やっていてよかったなと思う点の1つです」と話した。
また、ショーン・ペーンがメガホンをとったことでも知られる映画「Into the Wild」の最後に出てくる言葉「幸せは分かち合った時に現実となる」という言葉も紹介。「とてもいい言葉だと思いました。この言葉の通り、みんなとつながれた時がピースなんじゃないかと思います」と語った。
この日は妻で歌手のMay.J(36)も歌唱パートで出演しており、夫婦そろっての出演となった。
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