マンガ『呪術廻戦』が、2024年9月30日発売の「週刊少年ジャンプ」44号にて完結を迎えた。連載終了までSNSでは毎週「あと○話」のワードでトレンド入りし、完結当日も「#呪術廻戦」がトレンド上位に入り続けている。読者はもちろん、アニメ公式X(旧Twitter)や声優も最終回を読み終えた感想を興奮そのままに投稿し、多くの人々から惜しまれつつ幕を下ろした。
『呪術廻戦』は、芥見下々が「週刊少年ジャンプ」にて連載していたダークファンタジーマンガ。ある日“呪い”に襲われた学友を救うため、自身の魂に呪いを宿した主人公・虎杖悠仁の、呪いを廻る壮絶な物語が描かれる。
2020年10月にアニメ化、2021年12月には映画『劇場版呪術廻戦 0』が公開され、全世界興行収入265億円を数えるの大ヒットを記録した。TVアニメ第2期となる「懐玉・玉折/渋谷事変」が2023年7月から12月にかけて放送され、2025年には「懐玉・玉折」の劇場版総集編の公開が予定。アニメ第3期「死滅回游」の制作も決定している。また、2025年4月より大阪にて「芥見下々『呪術廻戦』展」が開催される。
アニメ化や展示イベントなど……さまざまな催しが行われた『呪術廻戦』が6年間の連載に幕
そんなマンガ『呪術廻戦』が、本日9月30日掲載の第271話にてついに完結。2018年の連載開始から約6年半間の歴史に幕を下ろす。
完結1週間前となる9月24日からは「あと○日」の画像を投稿するカウントダウンが公式Xにて行われ、「やだーー!!一番好きな作品なのにー!」「最終回気になるけど終わってほしくないんだよ」「どうかハッピーエンドを迎えて…」など楽しみに待ちながらも、やはり悲しむ声が連日寄せられていた。
特大センターカラーで飾られた最終話を読み終えた後も、読者たちは「読み終えて震えてる」「あのキャラの復活は…」「終わり方良すぎた…本当にお疲れ様でした」と、各自思いの丈をぶつけている。
また44号には完結を記念して、芥見の直筆メッセージと描き下ろしイラストによる「『呪術廻戦』連載完結記念!! 最終回メモリアルポストカード」のとじこみ付録つき。さらに“『呪術廻戦』の最終話まるごとデジタル原稿プリントmini”の応募者全員サービスも実施されている。
TVアニメ『呪術廻戦』声優も最終回を見届ける
最終回で涙したのは読者だけではない。TVアニメ『呪術廻戦』公式Xでは、第2期の監督・御所園翔太からのお祝いイラスト&コメントを公開した。コメント全文はTVアニメ版公式サイトにて読むことができる。
さらにアニメ出演声優も感謝とお祝いの言葉を自身のXにてコメント。主人公・虎杖悠仁役の榎木淳弥は「また面白い漫画読ませてください」と、早くも今後の芥見下々の活躍に期待している。
マンガ『呪術廻戦』は、10月4日に最新コミックス28巻が発売され、12月25日には29巻、最終巻となる30巻が同時発売となる。
さらにTVアニメは第3期「死滅回游」も制作中とまだまだ続くので、今後も新たな『呪術廻戦』の姿を心待ちにしていきたい。
(C)芥見下々/集英社