俳優の塩野瑛久(29)が26日、都内で開かれたテレビ朝日系金曜ナイトドラマ『無能の鷹』(10月11日スタート/後11:15)の放送前の囲み取材会に登場した。
【写真】クールな白のスーツで登場した菜々緒 見た目は有能だが中身は無能という主人公にちなみ、自身が無能だと思うエピソードを求められ、塩野は「僕は極度の方向音痴で」と告白。隣のさとうほなみは「ぽい」とポツリ。
具体例として中学生頃のエピソードを紹介。「みんなでよく行く公園があってチャリンコでそこまでよく行ってたんですけど、ある時、“いつもの公園にいるから来いよ”と電話があって1人で向かおうとしたら道に迷ってしまって、友達に電話して“今どこどこにいるんだけど”って言ったら“馬鹿、逆だよ”って言われちゃって…」と逸話を披露。
「地元のもよく知る道とかも、友達に試されるんですよ。車で僕が助手席乗ってたりすると、“お前ここから道案内できる?”って言われて、全く道案内できずにすごい怒られるっていうのを何回も経験してます」と明かした。
本作は、女性コミック誌『Kiss』(講談社)で連載中のはんざき朝未氏による漫画が原作。
主人公・鷹野ツメ子(菜々緒)は、どこからどう見ても中堅エース級の風格を備え、超有能そうな見た目なのに、実は衝撃的に無能。一方、鷹野と同期入社の鶸田道人(ひわだ・みちと)は、本当は仕事ができるのに、見るからに無能そうな残念サラリーマン。“有能に見える女”と“無能に見える男”の最強タッグが奇跡を起こす、新時代のお仕事ドラマ。
鶸田役は塩野瑛久。鶸田の指導係で、要領がよく、危機回避能力の高い中堅社員の雉谷耕太を工藤阿須加、出世に意欲を示しブルドーザーのように働く同じく中堅社員の鵜飼朱音をさとうが演じる。「ありがとう」と「ごめんね」が言えない老害部長の朱雀又一郎を高橋克実が熱演。心やさしく真面目で面倒見が良いがどこか損しがちなベテラン社員の鳩山樹役を井浦新が務める。
囲み取材会は菜々緒、工藤、高橋、井浦も出席。進行を鈴木新彩アナが務めた。