衆院本会議で1日行われた首相指名選挙で、れいわ新選組の大石晃子共同代表が壇上の投票箱の横で「裏金隠しの解散やめろ」「能登の補正予算を」と書いた紙を掲げた。額賀福志郎議長は「物品を掲げる行為は禁止されている」とやめるように再三求め、降壇を命じたが、大石氏は拒否。額賀氏の指示で衛視により降壇させられ、その後再び登壇して投票した。
大石氏は記者団に「石破茂自民党総裁が首相に指名される前に解散を表明したのは国会軽視で憲法違反だ。少数政党が取り得るあらがいだ」と語った。大石氏は3月の2024年度予算案採決時にも壇上で許可なく発言し、衆院議院運営委員長に厳重注意を受けた。