前回からの続き。私(エマ)は夫(ユウイチ)と保育園児の息子(ナオキ、2歳)の3人で暮らしています。結婚当初から義母が定期的に、親戚が作っているというお米を送ってきてくれます。ただ虫がニガテな私にとって、小さな虫が無数に混じっているお米を食べるのは苦痛でしかありません。しかし夫からは「うちをバカにしているのか」と別のお米を食べることを許されず……。我慢の限界を迎えた私は、ナオキを連れて実家に帰りました。
事情を知る両親は快く迎え入れてくれました。実家でおいしいご飯をいただき、ようやく心からほっとします。しかし私が出て行ったことに気づいた夫は、何度も電話をかけてきていたようで……。仕方なく出るとイラついている様子です。
話しているうちに夫はどんどんヒートアップ。私に対してひどい暴言を吐いてきました。そんな態度に我慢できなくなったのか、そばにいた父がスマホに向かって一喝。すると夫は驚いた様子でそそくさと電話を切りました。
これまで夫とはお米をめぐって何度もケンカしてきました。その話は実家の両親にも伝えていましたが、これほどまでにひどい態度を取られているとは思っていなかったことでしょう。父はきっぱりと「娘を返すわけにはいかない」とかばってくれました。結婚した身で甘いのかもしれないけど、両親が味方でいてくれるのは心強いです。
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【第5話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・うーにゃ 編集・井伊テレ子