「結婚というものを諦めまして、終の住処として中古のボロボロマンションを購入し、自分の趣味全開のかわいいおうちを作るなどしました」という投稿がX(旧Twitter)で873万件表示、16万いいねを記録した。投稿したのは、TommySeptember6(@tommy_sep6)さん。中古でマンションを購入し、投稿主さんの“趣味全開”の部屋にリノベーションしたそうだ。TommySeptember6さんに話を聞いた。
【ビフォーアフター】めっちゃ“日本”って感じの和室が、バービーが住んでそうなおうちに大変身…⁉ ■“普通”のリノベじゃ物足りない…だったら自分でやりたい放題やってしまおう!
――反響への感想と、印象に残っているコメントもあれば併せて教えてください。
「友達や家族には、『バカじゃないの?』とか『そんな家、落ち着かねーよ』って感じで批判されまくっていたので、こんなに反響があって笑いました。なんか、してやったり感はありましたね(笑)。
みんなかわいい家に住みたいんやって、同志っぽい人が見つかったのが嬉しかったです。印象に残っているのは、Tommy february6の世界観を、わかってくれた人たちのコメントです。中古マンションだから、ボロいのなんのって余計なこと言ってくる人には『そこじゃねーよ』って思いました(笑)」
――最近TikTokで1億回再生を記録するなど話題の、Tommy february6でファンでいらしゃるだけに同志がいらっしゃってよかったですね。 改めておうちを作ることになった経緯を教えて頂けますか。
「これはまさに、投稿の通りで(笑)。次の賃貸の更新までに結婚して、賃貸を更新しないって決意していたんですけど、念願叶わずだったので、買っちゃうことにしました。私みたいな変わった子は田舎では生きていけないし、どうせ死ぬまで東京にいるなと思っているので。それで、リノベマンションをたくさん見たのですけど、どれも普通なものばっかりで…。業者が作った、普通なものに1円も払いたくないなと。どうせなら自分でやりたい放題したいなと思いました」
――おうちの「テーマ」はありますか。また、一推しのこだわり部分がありましたら教えてください。
「私がめちゃくちゃに影響を受けているTommy february6のPVの世界に住みたいなってずっと思っていたので、それを目指しました。あとはアメリカンダイナーだったり、海外ドラマに出てくるナード(オタク)キャラのハウスとかを意識しています。(監督)ウェス・アンダーソンとソフィア・コッポラの映画は全部見ているので、その辺の色味とかも意識しています。リフォームはデザイナーさんに、あれこれ要望やわがままを伝えまくって、それを形にしてもらいました」
――完成したお家を見ていかがですか。今のお気持ちを教えてください。
「おうちが可愛いのは、まじ最高です。嫌なことがあって家に帰っても、『おうちがかわいいから大丈夫』って元気になります。ぜひみんなも人生を豊かにするために、かわいいお家を作って欲しいです」