【写真】『極悪女王』から印象激変の“おにぎり娘”ゆりやん
本作は、明治維新の中で起きた“戊辰戦争”の最中、新発田藩(現在の新潟県新発田市)で繰り広げられた歴史的事件・奥羽越列藩同盟軍への裏切り=旧幕府軍への裏切りのエピソードをもとに、捕らえられていた11人の罪人たちが「決死隊」としてとりでを守る任に就く物語。
「日本侠客伝」シリーズ(1964年〜)、「仁義なき戦い」シリーズ(1973年〜)などで東映黄金期の礎を築いた脚本家・笠原和夫が1964年に執筆した幻のプロットを、60年の時を経て映画化。企画・プロデュースの紀伊宗之と白石和彌監督、脚本の池上純哉たち平成ヤクザ映画『孤狼の血』チームが受け継ぎ、令和に新たな集団抗争劇として誕生させる。
ゆりやんレトリィバァが演じるのは、新発田の村娘役。戦で疲弊する兵士たちに明るくおにぎりを配る、Netflix『極悪女王』で見せた強烈なヒール役とは真逆の役柄に挑戦している。本作の撮影中にはすでに『極悪女王』のプロジェクトが進行中、監督との信頼関係も完璧な状態で撮影に挑んだ。
ゆりやんは「『十一人の賊軍』おもしろすぎます!!!! 1秒1秒が見逃せなくて、笑って泣いて手に汗握っている間にあっという間に終わってしまいました。観た人誰しも十二人目の賊軍になりたくなるはずです!!! 私も実はおむすびを運ぶ娘役で出させて頂き、うれしすぎました! 『一人のおむすび軍』(?)私の師匠・コロコロチキチキペッパーズナダルさんが未だかつてみせたことがないかっこいい姿にもご注目ください。地球人全員白石和彌監督に一生ついていきます!」とコメントしている。
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右側に各キャラクターの顔の半分が配置され、もう半分に本予告で主人公・政が強烈な表情と振り絞るような叫び声で話題となったセリフ「くたばりやがれぇぇ」と共に、各キャラクターの心情あふれるセリフが刻まれたインパクトのあるビジュアルとなっている。キャラクターたちの前を見据える鋭い眼光からは覚悟、本気、決意、などが強烈に感じられる。
映画『十一人の賊軍』は、11月1日より全国公開。