宝塚歌劇団は10月31日、兵庫・宝塚市の本拠地「宝塚大劇場」館内をリニューアルすると発表した。建物エントランスから店舗を含むロビー(大広間)までのエリアを全面リニューアルする。「2025年3月12日(雪組 宝塚大劇場公演初日)のリニューアルオープンに、どうぞご期待ください」と呼びかけた。
【写真】宝塚星組トップスター礼真琴、“伝説の名車”と2ショット リニューアルコンセプトは「夢、ここから」。「110年間育まれてきた宝塚歌劇の魅力を大切に受け継ぎ、この先も多くのお客様に夢をお届けし、愛していただけるような劇場でありたいという想いを込めました。館内に足を踏み入れた瞬間から華やかな宝塚歌劇の世界観に包まれ、夢と感動へと導く“非日常感”“高揚感”を味わえるような空間を目指します」と説明した。
「なお、工事は2025年2月〜3月の休演期間中に行う予定をしておりますが、一部の施設においては本年11月中旬より先行して着工いたします。工事期間中は大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承の程お願い申し上げます」と伝えた。
■建物エントランス〜ロビー(大広間)、チケットカウンター
建物エントランスからロビーエリアの内装デザインを一新。ロビー内の椅子の増設、コインロッカーコーナーの拡張(台数増)、館内各所の小規模なトイレの集約など、観劇前後の時間をより快適に過ごせる空間にリニューアルする。
■カフェテリア「フルール」
店舗を拡張し、1人からグループ利用までのニーズに対応できるようレイアウトを見直す。また、公演や季節にちなんだメニューを中心に内容を一新するなど、サービスを拡充する。
■ショップ「レビューショップ」
「レビューショップI」「レビューショップII」「「レビューショップIII」を統合し、宝塚大劇場ならではの土産・グッズを豊富に取りそろえた、新たなギフトショップとして生まれ変わる。
■「ステージスタジオ」
店舗を現在の「レビュー郵便局」の場所まで拡張し、これまで2ヶ所に分かれていた撮影スペースを1ヶ所に集約することで、よりご利用いただきやすい店舗に生まれ変わる。
■「レビュー郵便局」
現在の「レビューショップII」の位置に移転する。