英俳優ヒュー・グラント(64)が、娘2人に付けた個性的な名前を初めて明かした。ヒューは妻アナ・エーベルシュタインさんとの間に3人の子どもがいるが、これまでは長男の名前しか公表されていなかった。ヒューは娘たちを命名する際にパニックになったそうだが、長女にはある映画に関するミドルネームを選び、次女の名付けには息子の助けを借りたという。
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ヒュー・グラントは現地時間10月29日、米トーク番組『Jimmy Kimmel Live』にゲスト出演し、妻アナ・エーベルシュタインさんとの間にもうけた2人の娘たちの名前の由来について語った。
ヒューとアナさんは長年の交際を経て、2012年に息子ジョン・マンゴくん(John Mungo、12)が、2015年には長女(8)が、2018年3月には次女(5)が生まれた。2人は2018年5月に結婚した。
ヒューは長女と次女の名前について沈黙を守ってきたが、今回、司会者のジミー・キンメルと話した際、娘たちに付けた個性的な名前をついに明かした。
ジミーは、ヒューのミドルネームについて「ぜひ聞きたかったんだ。“マンゴ”は、君のミドルネームの一つだよね?」と尋ねた。
するとヒューが「正確には、“ヒュー・ジョン・マンゴ”というんだ。なぜこう名付けたのかは知らない。両親がとても意地悪だったんだよ」と冗談めかして答えた。
ジミーが「そのミドルネームを子どもに名付けたの?」と聞くと、ヒューは長女の名前について「もっとひどいんだ」と言い、このように説明した。
「娘の名前は、僕が付けた。命名した日、僕と妻はちょっとしたパニックになっていた。それで僕たちは、娘が成長してバーで飲んでいる際、自分のミドルネームが“デンジャー(危険)”だと言えたら良いなと思ったんだ。」
そして「だから娘の名前は“ルル・デンジャー・グラント(Lulu Danger Grant)”なんだ」と明かし、「オースティン・パワーズだよ。分かる?」と付け加えた。
ヒューが言及したのは、映画『オースティン・パワーズ』シリーズの主人公、“オースティン・デンジャー・パワーズ”のことである。
同作の第1弾では、マイク・マイヤーズ演じるオースティンが「お前の名前は“デンジャー・パワーズ”か?」と聞かれた際、「いや、違う。デンジャーは俺のミドルネームだ」と訂正する場面がある。
さらにヒューは、次女の名前が“ブルー・グラント(Blue Grant)”であることを明かし、微笑ましい命名の裏話を語った。
「ブルーと名付けたのは、またしても妻と命名のことでパニックになったからなんだ。それで妻がいない時、息子に聞いたんだよ。」
「『もうすぐ赤ちゃんが生まれるけど、なんて呼ぼうか?』と聞くと、彼は『ケビン』と言うんだ。映画『ミニオンズ』のキャラクター、ケビンが大好きだったから。」
「娘をケビンと呼ぶことも考えたが、『他の名前を考えたほうがいいよ』と言ったんだ。それで息子はブルーと言った。彼の好きな色だったからね。」
ヒューはアナさんとの3人の子どもたちに加え、元交際相手である中国系女優ティンラン・ホンとの間に娘タビサ・シャオ・シーさん(Tabitha Xiao Xi、13)と息子フェリックス・チャン・ホンくん(Felix Chang Hong、11)がいる。
画像2枚目は『Jimmy Kimmel Live Instagram「Hugh Grant on hanging out with Travis Kelce at a Taylor Swift concert!」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)