11月1日、カワサキモータースジャパンはレトロスポーツモデルのオートバイ『MEGURO S1』の2025年モデルを2024年11月20日より発売すると発表した。
1924年に創業し、日本の二輪車黎明期に性能や品質で高い支持を受けていた“メグロ”ブランド。『MEGURO S1』は、カワサキ250メグロSGの哲学を色濃く反映させたモデルだ。
新登場となる『MEGURO S1』のボディサイズは全長2125mm、全幅800mm、全高1090mm、軸間距離1415mm、シート高740mm。232cc空冷4ストローク単気筒SOHCエンジンを搭載し、最高出力は13kW(18PS)/7000rpm、最大トルクは18Nm(1.8kgm)/5800rpmを発揮する。
ティアドロップ型のフューエルタンクは、エボニーとクロームメッキのカラーリングに仕上げられ、手作業で色付けされた“メグロ”エンブレムが配されている。大型の冷却フィンを持つエンジンはクラシカルな印象を与え、全体的にトラディショナルなスタイリングとなった。
ヘッドライトやターンシグナルランプ、テールランプは、丸形デザインで柔らかな雰囲気を演出。同じく丸形のメーターは見やすさも確保している。
また、サイドカバーとスピードメーターには“メグロ”ロゴタイプが施され、ブラックに塗装されたスチール製前後フェンダーやロングシート、ワイヤースポークホイールなど細部に至るまでこだわり抜かれ、メグロとしての魅力を放つ一台に仕上がった。
ボディカラーは、『エボニーxクロームメッキ』の1色のみ用意。メーカー希望小売価格は、72万500円(税込)となっている。『MEGURO S1』は、2024年11月20日(水)より発売が予定されている。