セリエA第11節が3日に行われ、アタランタが首位ナポリに3−0で勝利した。
アタランタは10分、ゴール前でシャルル・デ・ケテラーレのヘディングパスに反応したアデモラ・ルックマンが押し込み先制に成功。31分にはルックマンが強烈なミドルシュートを突き刺してリードを広げる。そして後半アディショナルタイム2分、ラウル・ベッラノーヴァのクロスに反応したマテオ・レテギがボレーシュートを叩き込み、トドメの3点目を奪った。
アタランタはリーグ戦5連勝となり、ナポリと勝ち点差「3」の3位につけている。ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督は試合後、イタリアメディア『スカイ』に対し、「今日は首位と対戦し、素晴らしい試合をした。しかし、我々は成長する必要がある。このリズムがずっと続くかどうかはわからないが、あと27試合このようなプレーが続けば、スクデット獲得も夢ではないだろう」と優勝争いについて語るには時期尚早と冷静。それでも「私たちが強いことは否定しない」と、チームの実力には自信を示した。
「ナポリで満員のスタジアムで、リーグ戦序盤で並外れたことをやってのけた強豪チームとの対戦だ。強いパフォーマンスを見せなければならないことは分かっていたし、それはできた。ヨーロッパリーグを制したことで意識が高まったし、個性やテクニックも成長した。今日は自分たちにとって、美しい試合をした」
指揮官は言葉を続け、「今日の試合が私の考えが変わることはない。このチームはもっと成長するだろう」と再度強調。今後も強豪との対戦を残し真価が問われるアタランタは、6日にチャンピオンズリーグ・グループフェーズ第4節でシュトゥットガルトと対戦し、10日のセリエA第10節ではウディネーゼと対戦する。
【ハイライト】ナポリ 0−3 アタランタ