「高橋克典さんの言葉に支えられて」綱啓永、主演ドラマのエピソードと意気込みを語る

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2024年11月07日 21:00  週刊女性PRIME

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綱啓永 撮影/渡邉智裕

 「NHK初出演でしかも主演ということで、最初はすごく悩みましたしプレッシャーもありました。今回、本当に個性豊かなキャラクターが出てくるんですけど、僕が演じている頼人は、ナチュラルでいい意味で普通の人。一見、ナヨナヨしている感じがしますが、実は頼りがいのある部分もありますし、夢に向かってまっすぐ突き進む姿が魅力的だなって思います」

 2017年に『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』でグランプリを獲得し、翌年ドラマ『文学処女』で俳優デビュー。今年はドラマ『366日』や映画『恋わずらいのエリー』に出演するなど、俳優としての階段を着実に駆け上がっている綱啓永。

 現在放送中の夜ドラ『未来の私にブッかまされる!?』では、主人公の五十嵐頼人を熱演中。30年後からやってきた“未来の頼人”だと主張するオジサン(高橋克典)に振り回される中で、諦めていた夢や彼女との恋愛、かつての仲間たちと再び向き合うなど、人生について考えていく。

 「30年後の僕が克典さんと聞いたとき、もしこんなイケオジに成長できるならすごくうれしいなって思いました(笑)。克典さんは本当に優しくて、あるとき僕が現場で疲れた表情をしていたんです。そうしたら、克典さんが“啓永、大丈夫か? 疲れるよな。それが主役の宿命だ”って言葉をいただいて、そこからまた頑張れたんです。今でもその言葉をメモに書いていますし、お芝居もそれ以外の部分も常に支えられています」

 もし、実際に過去と未来どちらかに行くなら、過去に戻ってみたいそう。

「タイムスリップして、できれば赤ちゃんに戻りたいです(笑)。この25年間は本当に幸せだったし、その時間をまた過ごせるなら最高だなって。もしかしたら、ジュノンボーイや俳優じゃなかったりと、違う人生を歩むかもしれない。そういうのもやっぱり、気になりますね」

 綱自身、幼少期はどんな子どもだったのか?

「お母さんから聞いたのは、ずっと泣いていたらしいです。人と関わるのが苦手で、休み時間もみんなはサッカーをしたりしていたのですが、僕は木の枝を集めてひとり遊びしているみたいな。そういうおとなしい子でしたね」

 ドラマの撮影など、多忙な日々を送る中、癒しの時間もつくるようにしているそう。

「やっぱりサウナは最高です。週1、2回は絶対に行ってます。“整う”のも気持ちいいのですが、友達と会ってあれこれ会話をしているとすごく元気が出るんです。今週はまだ行けてないのですが、どこかのタイミングで行って癒されて、また撮影を頑張りたいと思います!」

綱に聞いた「性格は慎重派? 積極派?」
「頼人は着実に安定第一の人生を送ってきました。僕は頼人のように失敗を恐れることもありますが、“えぃ、行っちゃえ!”ってときのほうが多いですね。失敗したから今の自分があるわけですし、経験して学ぶこともありますから。だから積極的に行ってミスして落ち込んだとしても、それをネガティブに捉えすぎない。そういうマインドで日々過ごしています」

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