Hyundai「IONIQ 5」が進化した「The new IONIQ 5」 Hyundai Mobility Japan(ヒョンデ モビリティ ジャパン)は8日、2022年5月より販売している「IONIQ 5(アイオニック ファイブ)」の新モデル「The new IONIQ 5(ザ ニュー アイオニック ファイブ)」を523.6万円で販売開始した。
【写真で見る】進化した「The new IONIQ 5」こだわりの機能 「IONIQ 5」の累計販売台数は34万台を超え(2024年9月時点)。今回販売された「The new IONIQ 5」は、「IONIQ 5」の技術力とユニークなデザインというコンセプトはそのままに、技術力や利便性を向上させた新型車となる。
一般的なEVの電源システムは400V級であるのに対し、「IONIQ 5」には今後のグローバルスタンダードとなる800V級電源システムが採用されている。今回の「The new IONIQ 5」では、バッテリー容量を84kWhに増大させ、エネルギー密度の高い第四世代バッテリーセルを採用することで一充電走行距離が最大703kmと、さらに長い航続距離を実現した(Voyage/Loungeが703km、Voyage AWDモデルは648km、Lounge AWDモデルは 616km)。
また、ドライブモードには従来の「IONIQ 5」に採用されている「ECO」「NORMAL」「SPORT」に加えて、「MY DRIVE」が登場。モード選択により1台の車で、全く異なるキャラクターのドライビング体験が可能となる。さらに、モーターの出力もアップし高速域での加速感も向上するなど、長距離でも快適にドライブを楽しめるように設計されたモデルとなっている。
さらにモーター制御の改善やリヤモーターの遮音性を高めることで、従来の「IONIQ 5」よりもさらに高い静粛性を実現。また、ワイヤレススマートフォンプロジェクション機能を搭載しており、設定済みのスマートフォンを持ち込むだけで「Apple CarPlay」、「Android Auto」がワイヤレスで使用可能となった。
なお、スマートフォンのワイヤレス充電は、手の届きやすいセンターコンソール上部に配置。併せてシートベンチレーション・シートヒーターなどのボタンもドライバーが操作しやすいセンターコンソールに配置することで、快適で直感的に操作できる機能を充実させている。走行中だけでなく停車中も便利に利用できる。
「The new IONIQ 5」のLounge/Lounge AWDには、ビルトインフロントカメラとリヤビューカメラを活用したドライブレコーダー機能が搭載され、映像と共に音声、位置情報も記録できる仕様となった。また、車両前方の映像をセンターのインフォテインメント画面に映し、ルート案内に重ねて表示するARナビを搭載することで、ナビゲーションがより直感的でわかりやすく進化。さらに、スマートフォンやスマートウォッチが車のキーとして解錠・施錠、車両の始動に使えるデジタルキー機能を採用することで、家族や友人とも対面することなくキーをシェアできるようになった。
■「The new IONIQ 5」販売価格(すべて税込み)
・Voyage RWDモデル523.6万円
・Voyage AWDモデル554.4万円
・Lounge RWDモデル574.2万円
・Lounge AWDモデル613.8万円