俳優の阿部寛が主演する新作映画『ショウタイムセブン』(2025年2月7日公開)に、吉田鋼太郎が出演していることが明らかになった。視聴率第一主義のTV局プロデューサー・東海林剛史を演じる。
【動画】映画『ショウタイムセブン』特報映像 本作は、テレビの生中継と爆破テロ事件が同時進行する、リアルタイム型サスペンス・エンタテインメント。爆弾犯から交渉役に指名される元人気キャスター・折本眞之輔役に阿部、折本が降板した国民的ニュース番組「ショウタイム7」の現メインキャスター・安積征哉役に竜星涼、事件に巻き込まれる新人アナウンサー・結城千晴役に生見愛瑠、折本の過去を知る報道記者・伊東さくら役に井川遥が配役されている。
吉田が演じる東海林は、かつて折本と共に「ショウタイム7」を人気番組へと押し上げたTV局プロデューサー。すべては視聴率のため、犯人との生中継をつなぎたいという折本の提案を、“独占スクープ”として意気揚々に応じるも、エスカレートする犯人の要求に翻ろうされていく…。困惑とも憤怒ともとれる表情をみせる東海林の動きからも目が離せない。
『劇場版 おっさんずラブ 〜LOVE or DEAD〜』(19年)、『映画 おいハンサム!!』(24年)といったコメディ作品から、『孤狼の血 LEVEL2』(21年)で演じたシリアスな役どころまでさまざまな役を演じ分け、第一線を走り続ける吉田。演出も手がけた舞台『ヘンリー八世』では、阿部と共演し、互いに全幅の信頼を寄せ合う。
カメラの外でも表も裏も知り尽くすコンビが、本作では落ちぶれた元人気キャスターと視聴率がすべてのTV局プロデューサーとして、逃れられない極限の生放送にどのように対峙し、かき回していくのか。
本作は、韓国で大ヒットを記録したソリッドスリラー『テロ, ライブ』(監督:キム・ビョンウ、主演:ハ・ジョンウ)が原作。映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』や大河ドラマ『おんな城主直虎』などを手がけた渡辺一貴が脚本・監督を務める。