テレビ朝日の人気ドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』に登場する、勝村政信演じる“腹腔鏡の魔術師”こと加地秀樹を主人公に据えた、スピンオフドラマシリーズ『ドクターY〜外科医・加地秀樹〜』の第7弾が30日午後9時から放送される。このたび本作に出演するなにわ男子の西畑大吾が、本作の見どころや、親子役で共演した及川光博とのエピソードを明かした。
【場面写真】イヤな医学生を演じる西畑大吾&その父・及川光博 今回、勝村との共演は2度目だという西畑。「1度目の共演では、2人芝居の30分ドラマで共演させていただいて。その時に『また共演しようね』って言ってくださってたので、それがこのような形でかなってうれしかったです」と再共演に喜んだことを明かす。
そんな西畑は、医学生だった『ドクターY』から、研修医に成長して『劇場版ドクターX』にも出演。二作でキャラクターに変化があるといい「『ドクターY』の方は、オラオラな感じなんですけど、そこから改心して成長した劇場版となっています」と紹介した。
『劇場版ドクターX』の前日譚的なストーリーが紡がれる『ドクターY』の見どころは「僕が演じさせていただいた東村練の成長物語でもある」と話し、「どういう理由があって劇場版の研修医になったのか、ということが描かれている。医学生時代がどんな姿だったのかを見ていただけるので、劇場版とあわせて楽しんでいただけるんじゃないかなと思います」とアピール。
続けて「ものすごい怒涛の展開なんです!2時間にぎゅっと詰まってるというか、一難去ったと思ったらまた一難来て。それがすごく『ドクターX』シリーズならではの展開になっていて、ファンの皆さんにも楽しんでいただけるような作品になっているのではないかなと思います」と語った。
自身が演じる練については「エリートが故にプライドが高くて、群れたがらない1匹狼タイプ。ほんまに俺が1番みたいな、自己中心的な今どきっ子なので、僕は苦手でした。僕とは相容れない人だなとは思ってたんですけど、その中にもちょっと人間らしいところがあって、嫌なやつやけど、年相応のかわいらしいところも作っていければいいなっていうのを、監督ともお話ししながら演じました」と明かす。
そして今回親子を演じた及川について聞くと「2人の距離が近くなるシーンがあったんですけど、リハーサルでかなり顔が近くなった時に、なんていうんですかね…キュンとしました(笑)。お顔が『すっごいきれい!』と思いながら近距離で見てちょっとドキッとしたんです」と告白。
「優しいお父さんの役でしたけど、心には熱い思いがあって、それをぶつけてくれるシーンにはすごくグッと来ましたし、なんか男性の僕でも惚れる魅力がすごくあるお方なんだなってすごく感じました」と印象を語っていた。
【『ドクターY』あらすじ】
加地が所属する東帝大学病院のお使いでシンガポールを訪れるも、ギャンブルで一世一代の大ばくちに出てしまい、鮮やかなまでにボロ負けするところから始まる。病院の資金すらも溶かしてしまい、借金地獄に突き落とされてしまう。そんな中、ある人物から多額の借金を肩代わりする条件として、「東村練(西畑大吾/なにわ男子)を医者にしないでください」という真意不明の依頼を受ける。及川は、物語のカギを握る東村練の父・楠田永吾を演じる。