スズキは11月18日、大型二輪のフラッグシップモデル『Hayabusa(ハヤブサ)』のカラーリングを変更した2025年モデル発表し、2024年11月22日から発売するとアナウンスした。
ハヤブサは、「Ultimate Sport(究極のスポーツバイク)」をコンセプトに開発され、1999年に初代モデルが登場。2007年に2代目、2021年に3代目が発売され、長くライダーに愛されているスズキの旗艦モデルだ。
初代モデルから受け継がれている流麗なフォルムや前傾姿勢のライディングポジション、サイドカウルの『隼』のグラフィックなどはそのままに、2代目では排気量が引き上げられ、3代目モデルからは空力を意識した直線的なデザインが加わったスタイリングとなった。
パワートレインには、1339cc水冷直列4気筒DOHCエンジンを搭載。最高出力は138kW(188PS)/9700rpm、最大トルクは149Nm(15.2kgm)/7000rpmを発揮する。吸排気の機構変更や電子制御スロットルを採用することで、低中速域での出力とトルクを向上しつつ、改良された空力特性によって高速性能との両立を実現した。
また、メインユースであるツーリング時の利便性を高めるため、日本専用装備としてETC2.0車載器を標準で備えている。
そんな現行ハヤブサの2025年モデルではカラーリングが変更された。
標準カラーは、『ミスティックシルバーメタリック/パールビガーブルー』、『グラススパークルブラック/マットチタニウムシルバーメタリック』、『マットスティールグリーンメタリック/グラススパークルブラック』の計3色を設定。差し色にレッドが入っていたカラーリングもあった従来モデルと比べ、比較的落ち着いた印象のカラーラインアップとなっている。
カラーリングを自分の好みに合わせてアレンジできる“ハヤブサ・カラーオーダープラン”のバリエーションも、標準カラーリングにあわせて変更された。同プランでは3つのベースボディカラーごとに、アクセントカラーとホイールのカラーが各3色ずつ用意されており、計18通りの組み合わせから選ぶことができる。
前述のとおり11月22日(金)から発売されるスズキ・ハヤブサの価格は、標準カラーが223万3000円(税込)、カラーオーダープラン適用車は228万8000円(税込)となっている。なお、いずれのモデルも全国のスズキバイクショップのうち、“ETC2.0車載器 標準搭載車 取扱店”のみで購入可能となっているため、お買い求めの際はご注意を。