7日(土)以降 日本海側で大雪の恐れ 寒波が襲来 大雪への備えを 2週間天気

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2024年12月02日 12:27  日本気象協会

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日本気象協会

7日(土)以降 日本海側で大雪の恐れ 寒波が襲来 大雪への備えを 2週間天気

今日2日の日中は暖かくなる所が多いですが、今週は次第に寒気の影響を受けやすくなるでしょう。特に7日(土)頃からは寒波が襲来して、北〜東日本の日本海側を中心に大雪となる恐れがあります。大雪への備えは早めに済ませてください。



●7日(土)〜8日(日) 今季一番の寒気 日本海側で大雪の恐れ


今日2日は、晴れて暖かくなる所が多いですが、明日3日以降は次第に寒気の影響を受けやすくなるでしょう。

明日3日は、まだ暖気が残るため、九州〜関東は晴れて暖かいでしょう。北陸や東北も雪ではなく雨の所が多くなります。北海道は午後に雨が雪に変わりますが、長く降ることはなさそうです。

4日(水)〜6日(金)は、北日本を中心に寒気の影響を受ける見込みです。北海道や東北北部は連日のように雪となり、降雪の強まる日もあるでしょう。北陸は雨ですが、気温は低く、寒くなりそうです。東海〜九州も最高気温が15℃に届かない日が多くなるでしょう。

7日(土)〜8日(日)は、冬型の気圧配置となり、北〜東日本の上空に今季一番の強い寒気が流れ込む見込みです。北日本だけではなく、北陸でも平地で積雪となる可能性があります。東北〜北陸の山沿いは特に雪の降り方が強く、大雪となる恐れもあります。晴れる太平洋側も寒さは厳しく、東京都心は8日(日)の最高気温が11℃(12月下旬並み)で、冷たい北風も吹きそうです。

9日(月)にかけても冬型の気圧配置が続きそうです。日本海側では雪や雨の所が多く、北海道で降雪が強まる恐れがあります。


●13日(金)以降 再び日本海側で雪エリア拡大


10日(火)〜12日(木)頃にかけては寒気がいったん北上して、日本海側の雪は小康状態となるでしょう。それでも気温は低く、晴れる太平洋側でも冷たい空気に包まれそうです。

13日(金)以降は、本州付近に再び強い寒気が南下する見込みです。北日本は日本海側を中心に断続的に雪が降り、北陸も広く雪や雨が降る予想です。西日本でも山沿いは雪の降る可能性があります。各地、気温も低く、冬らしい寒さが続くでしょう。

北日本や北陸などで、まだ今季積雪となっていない所では、早めに雪への備えを済ませるようにしてください。また、太平洋側でもこの先は冬の寒さとなる日が多いため、服装選びに十分ご注意ください。


●シーズン最初の雪 慣れていても注意


冬の時期に雪の降る場所に住んでいる方でも、ひと夏を過ぎると雪道での車の運転感覚を忘れがちです。シーズン最初の雪は、たとえ雪に慣れている方でも以下の2つのことに注意が必要です。

(1)必ず、スタッドレスタイヤに交換するか、タイヤチェーンを装着しましょう。スタッドレスタイヤは、溝が十分にあるかどうかを、事前に確認してください。あまり使っていないスタッドレスタイヤでも、時間が経てば、劣化が進みますので、シーズン前に点検が必要です。

(2)たとえ急いでいても、急ブレーキ、急なハンドル操作、急発進、急な車線変更など「急」のつく運転はやめましょう。「急」のつく運転をしてしまうと、車がスリップしやすくなります。車を発進する時や上り坂では、タイヤが空転してしまわないよう、アクセルをじわりと踏み込んでください。下り坂では、エンジンブレーキを基本として、アクセルとブレーキも適度に調整して、速度を落としてください。



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