「2025年ヒット予測」(上段)木戸大聖、出口夏希、Koki 【モデルプレス=2024/12/02】年末恒例、女性向けエンタメ&ライフスタイルニュースサイト「モデルプレス」による「モデルプレスヒット予測」。10年目を迎える今年も、月間12億インプレッションを誇る自社SNSをベースに世論を巻き取った。読者のリアルな声に、モデルプレス編集部の目利きを加えて完成した2025年完全予測を部門別に発表する。
【写真】2025年、ヒットするのは?俳優・女優・ファッション・美容など徹底予測
◆【2025年ヒット予測】エンタメ部門 選考基準
エンタメ部門(俳優/女優/モデル/アイドル/アーティスト/クリエイター)は、以下の3つの観点で選出。
【1】読者アンケート「あなたが来年ブレイクすると思う俳優、女優、モデル、アーティスト…は?」の結果
調査期間:2024年10月18日〜11月15日
回答数:108,426件(性別比:女性91.7%、男性6%、回答なし2.2%)
年代内訳:10代9.1%、20代32.8%、30代36%、40代10.9%、50代7.8%、60代以上3.6%
└うち学生の回答数:30,822件
└内訳:小学生3%、中学生2.8%、高校生27.9%、大学生・専門学生・大学院生66.3%
【2】モデルプレス編集部30人の目利きによる審査
【3】2024年のモデルプレス内での記事露出回数
エンタメ部門のヒット予測は昨年に続き、自社SNSなどを通じて読者アンケートを実施。単なる人気投票ではなく、読者から寄せられた説得力ある声を参考に、モデルプレス編集部30人の目利きによる審査、さらに2024年のモデルプレス内での記事露出回数を加味した。
なお【ブレイク】については(1)すでに近年で目覚ましい活躍を見せているが、さらにメディア露出が増加し国民的な知名度が上昇しそうな人物。「2024年の顔」になりそうな人。(2)これまでにないジャンル、表現を打ち出し、鮮烈なトレンドを牽引しそうな新星(=ネクストブレイク)。(3)これまで積み重ねてきたキャリアがありながら、また新しい形で光を浴びそうな人物(=再ブレイク)。(1)〜(3)のいずれかを基準とし、年齢は問わない。
俳優部門トップ10と女優部門トップ10のランキング完全版は2025年1月上旬に発表予定。
◆【2025年ヒット予測】ライフスタイル部門 選考基準
ライフスタイル部門(ファッション/美容/グルメ/旅行)は、以下の3つの観点で選出。
【1】市場を盛り上げることが確実と思われるもの
【2】感度の高いモデルプレス読者の心を捉えるもの
【3】海外トレンドを意識したもの
編集部のそれぞれのカテゴリに詳しい担当者の目利きにより、特にヒットするであろうものを厳選した。
◆【2025年ヒット予測】総評
<エンタメ部門>
俳優・女優は、地上波GP帯ドラマに引っ張りだこの木戸大聖(27)、モデル業も相まってZ世代のミューズ的存在になっている出口夏希(23)の本格的なブレイクを予想。アイドル部門では櫻坂46で今年新たにセンターを務めた山下瞳月(19)と、今年デビューしたAぇ! groupの佐野晶哉(22)をそれぞれ選出した。
アーティスト部門ではK-POP第5世代の中で圧倒的な人気を誇っているRIIZE(ライズ)と、日本のボーイズグループシーンで勢力を拡大中のEBiDAN長男・超特急のさらなるメジャー進出を期待。モデル部門では数々のハイブランドのモデルをこなしながら人気ラブコメの実写化主演に抜擢されたKoki,(21)、クリエイター部門ではカジサックファミリーの長女・梶原叶渚(15)に注目した。
<ライフスタイル:ファッション・美容部門>
Y2Kをはじめとするリバイバルブームは引き続きメインストリームの座を譲らず、海外セレブやK-POPアーティストが取り入れている“おじいちゃんコーデ”を指すグランパコアがトレンドに。“ヨジャドル”(女性アイドル)の影響力は美容市場においても看過できない存在で、令和の憧れとして君臨するIVEウォニョンをお手本に、内側から発光する艶感を作る艶メイクが人気となっている。
<ライフスタイル:グルメ・旅行部門>
慌ただしく変わっていくグルメブームの中でも、人気が定着しつつあるのが、水分をしっかりカットしたグリークヨーグルト。旅行部門ではユニバーサル・スタジオ・ジャパンの任天堂テーマエリア「スーパー・ニンテンドー・ワールド」内の世界初エリア「ドンキーコング・カントリー」と、沖縄北部の“やんばる”を舞台とした新テーマパーク「JUNGLIA(ジャングリア)」、来年誕生予定の2つが話題を呼ぶことは間違いないだろう。
▼以下個別解説
◆【俳優部門】木戸大聖(きど・たいせい)
遅咲きの犬系男子がブレイク待ったなし 稀有なピュア感に全世代が虜
<選出理由>
2017年に芸能活動を開始し、2022年末配信のNetflixドラマ「First Love 初恋」で佐藤健の役柄の若かりし頃を演じ、知名度が一気に上昇した木戸大聖。昨年、フジテレビ系「ゆりあ先生の赤い糸」で主婦と恋に落ちる便利屋役で主婦層の心を掴むと、今年も地上波で引っ張りだことなり、本格的なブレイクが目前に迫った。
彼の年齢を聞くと驚く人が多いように、大型犬のようなくるくると変わる人懐っこい笑顔からは、老若男女問わず好感を抱かざるを得ないピュアな魅力が溢れている。TBS系「9ボーダー」ではヒロインに密かに想いを寄せる幼馴染役、フジテレビ系月9「海のはじまり」では目黒蓮演じる主人公と血の繋がりがない弟役と、どんな役柄でも不思議とリアルに存在しているかのような親近感を抱かせるのだ。
しかし「First Love 初恋」で名前を知られるまでは決して順風満帆な道のりではなかった。NHKBSプレミアムのこども番組「おとうさんといっしょ」レギュラーや、TBS系「日立 ・世界ふしぎ発見!」ミステリーハンターも務めるなど、俳優業以外の経験も豊富。負けず嫌いで熱い内面も持ち合わせており、これまでの苦労も糧に突き進んでいく。
<読者コメント>
・「『9ボーダー』『海のはじまり』と話題作に立て続けに出演していて周りでも『かっこいいよね!』と話題になることが多かったです。すでに来年の作品も続々発表されていて勢いが止まらないです」
・「新世代のリアコ俳優。どの立場の役柄でもリアルに恋してしまう」
・「あの笑顔にキュンとしない人はいない!」
◆【女優部門】出口夏希(でぐち・なつき)
Z世代の憧れミューズ ヒロインラッシュで国民的人気獲得へ
<選出理由>
今一番旬で勢いがある女優として間違いなく名前が挙がるのが出口夏希。2018年、ファッション誌「Seventeen」のミスセブンティーンに選ばれ、現在は「non-no」専属モデルとして活動していることからすでにZ世代の認知度は高く、ことあるごとにSNSでバズる憧れのミューズ的存在だ。
そんな中、今年は女優としての存在感が増したことで新たな層にリーチ。山下智久主演フジテレビ系「ブルーモーメント」でのGP帯連続ドラマ初ヒロイン抜擢から、Netflix「余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。」、映画「赤羽骨子のボディガード」と立て続けにヒロインの座を掴み注目度が急上昇。愛くるしさたっぷりの笑顔と溢れ出る透明感で、多様な作品に華を添えた。
一方、バラエティに出演した際には、素朴で天真爛漫な姿が話題に。ピュアさ全開の素顔でグッと親近感を抱かせた。そんな持ち前の愛嬌、可憐なビジュアル…と万人に慕われる魅力は朝ドラのヒロイン像にも見事一致し、いつかはと期待が膨らむ。また特技の中国語を活かして海外作品に出演するなど、無限の可能性を秘めているだけに、国民的女優の1人として羽ばたく日も遠くないだろう。
<読者コメント>
・「今年は特にドラマや映画、バラエティとメディア露出が高く、でぐたんが知られた1年になったと思う。イベントなどことあるごとに最強ビジュアルがバズってた」
・「圧倒的な透明感と絶対的なヒロイン感を兼ね備えてる逸材」
・「ルックスはもちろん、多幸感溢れる笑顔と人柄に惚れました」
◆【モデル部門】Kōki,
カリスマ性溢れるハイブラの顔「女神降臨」実写化でラブコメ初挑戦
VIDEO
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<選出理由>
2018年5月にファッション誌「ELLE JAPON」表紙でデビューを飾って以降、「ブルガリ」「シャネル」「コーチ」など数々のハイブランドがKoki,にラブコール。170センチで手足が長く小顔のいわゆるモデル体型、どうしても隠しきれないオーラ、そして美貌、世界が彼女自身を認めていることが一目瞭然となった。
ポージングにつながる表現力は努力の証か、持って生まれた才能か、それを知る由はないが、2022年には映画「牛首村」で主演し「ブルーリボン賞」新人賞を受賞。インターナショナルスクール出身の英語力を活かし、アイスランド映画「TOUCH/タッチ」、イギリス映画「Tornado」など海外での女優業も並行。世界を股にかけた活動をしながら演技力を磨き続けている。
今後さらなる注目を集めるきっかけになりそうなのが、来年2部作で公開される主演映画「女神降臨」。韓国発WEBマンガの実写化で、ラブコメ初挑戦ながらすっぴん姿や、コミカルな演技、変顔にも挑戦する。今年10月には映画PRもかねて日本テレビ系「しゃべくり007」でバラエティ初出演。上品な振る舞いやムチャぶりにも笑顔で対応する気さくな姿がSNSを席巻した。これまでベールに包まれていただけに、彼女の素顔が垣間見える機会が増えるのは大きくプラスに働きそうだ。
<読者コメント>
「ハイブラのモデルなどでたくさんお見かけして、インスタなどでもとにかく美しくて、同性でも見とれてしまいます」
「『しゃべくり007』ではトークも面白くて、話し方も丁寧でとても上品できれいな方という印象がさらに強くなった!」
「スタイル抜群ビジュ良し。『女神降臨』に抜擢され、これからモデルとしても女優としても活躍しそう」
◆【アイドル部門】山下瞳月(櫻坂46)
火力増すライブが国内外で絶賛の嵐 加入から2年弱で覚醒した新センター
<選出理由>
今、曲を出すたびに、ライブをするたびに業界関係者を唸らせているのが、ドーム規模の会場を即完させる数少ない日本女性アイドルグループ・櫻坂46。正直、アイドルというカテゴリーで語っていいのか迷うほど、追求したクリエイティブとそれに追いついたメンバーのパフォーマンスは、食わず嫌いしているともったいない。海外人気も高まるそんなグループで今年センターに抜擢されたのが、加入からまだ2年も経たない三期生の山下瞳月だ。
魅力は数あれど、真っ先に挙がるのが表現力を伴うダンススキルの高さ。中高6年間ダンス部に所属し、櫻坂46はじめ様々なアーティストの振付けを手掛ける世界的ダンサー・TAKAHIROもお披露目前の強化合宿時点で「感情が入った瞬間、ゾワっとするものがある」と舌を巻いたほど。5万5000人動員の東京ドームから“音が消えた”と話題を集めた「静寂の暴力」も、彼女の楽曲に対する解像度の高さが成し得たといっても過言ではないだろう。
山下が初めて表題曲センターを務めた9thシングル「自業自得」は配信・公開タイミングでX(旧Twitter)の世界トレンド1位を獲得、グループ史上最高のCDセールスも記録するなど、数字面の実績も申し分なし。かねてからファンの間では毒舌ツッコミキャラ、鈍臭いキャラなどと知られ、バラエティの素質もありそうなだけに、初めてづくしの今年とは違い、気持ちに少し余裕が生まれる来年は、また違う一面で楽しませてくれるのではないか。
<読者コメント>
・「櫻坂46のライブは女性ファンも増えています。もちろん好きなメンバーを見に行くんだけど、あのエネルギーたっぷりのライブを見に来ている人も多いんじゃないかな」
・「昨年紅白に返り咲いて、私もまた好きになりました。今が一番好きです!きっかけをくれたのは山下瞳月ちゃん。強豪ダンス部にいたみたいで、本当に見入っちゃうダンスなんです」
・「今年はしーちゃんのことをもっと好きになりました。期待しすぎても毎回期待を超えてくるって本当にすごい!私もあんな風に踊れるようになりたい!」
◆【アイドル部門】佐野晶哉
Aぇ!が誇るオールラウンダー 俳優界でも輝き放つ愛され末っ子
<選出理由>
今年5月に悲願のCDデビューを果たし、西から全国へと勢力を拡大し続けるAぇ! group。そんな最旬グループから、最年少・佐野晶哉に注目したい。担当のドラムをはじめ、ギター、サックス、ピアノ…と数々の楽器を操り、作詞・作曲もお手の物。バラエティで特技である太鼓の腕前や圧倒的な歌唱力を披露すれば、番組内で賞金を獲得するなど話題に事欠かない。
すでに高いポテンシャルを持ちながら、バラエティも全力投球で、そのひたむきな姿と、太陽のような笑顔や人懐っこさで多くの人から愛されている末っ子。まさにグループが誇るオールラウンダーとして活躍する中、俳優としても輝きを放つ。
出演作は少ないが、2022年に公開された映画「20歳のソウル」で秋山純監督からの熱烈オファーで映画初出演を果たすなど、ジュニア時代から芝居の面で目を引いていた佐野は、事務所内でも俳優枠の注目株として頭角を現している。映画「明日を綴る写真館」では、ストーリーの主軸を担う大役に抜擢され、ベテラン俳優・平泉成の相手役として58歳差の競演が実現。地上波連ドラ初主演作となるABCテレビ「離婚後夜」も現在放送中で、来年には音楽朗読劇主演を控える。デビューして知名度が拡大した今、さらなる抜擢が続いていくことだろう。
<読者コメント>
・「歌、ダンス、ドラム、そしてバラエティとマルチな才能を発揮し、これからも伸びしろしかないから」
・「今年デビューしたAぇ! groupの最年少で、『ラヴィット!』にも高頻度で出演。映画出演や朗読劇の仕事などが決まっていてさらに活躍しそう」
・「地上波連ドラ初主演を果たし、俳優としての存在が光っていた。アイドルを感じさせない確かな演技力で、事務所内でも注目度が高いと思います」
◆【アーティスト部門】RIIZE
平成思い出すK-POPライジングスター 日本ライブはチケット入手困難
<選出理由>
昨年デビュー時からミリオンセラーを達成した新進気鋭のRIIZE(ライズ)は、今年1月にリリースした「Love 119」のミュージックビデオを日本で撮影。学校や制服、電車通学といった日本人に馴染み深いシーンが懐かしさと共感を呼んだ。
韓国では90年代のレトロと現在のトレンドを融合した「ニュートロ」やY2Kスタイルが流行中。日本のエンタメ文化もノスタルジックな要素が韓国の若者たちに支持されているが、RIIZEもこの潮流に沿ってどこか平成のSMAPや嵐を彷彿とさせるようなエモーショナルなスタイルを確立。ビジュアルやファッション、さらにフィルムカメラを用いたミュージックビデオやSNS投稿など、過去&最新のムーブメントを巧みに組み合わせたアプローチによってバズりを生み出し、Z世代を中心にファン層を拡大している。
9月には日本デビューを果たし、テレビ朝日系で初の地上波冠番組が放送、同局系ドラマ「顔に泥を塗る」で初のドラマ主題歌も担当するなど、日本でもすでに異例の活躍。5月の代々木第一体育館でのファンコンサート、夏の日本全国を巡るホールツアーはいずれも会場のキャパシティを超える需要があり、チケット争奪戦が繰り広げられるほどの人気ぶり。ライジングスターとして国境を越えて確固たる存在感を放つようになった。
<読者コメント>
・「平成っぽさが令和の今アツい!!『Love119』をきっかけに知りました」
・「熱心なファンじゃなくても全曲サビを知っているレベルで、街中やSNSでよく聴いている気がする。RIIZEがTikTok上のムーブメントを作るきっかけになっている」
・「とにかくライブのチケットがとれない。ものすごい人気なので来年はもっと大きな会場を回りそう」
◆【アーティスト部門】超特急
新メン加入から止められない快進撃 EBiDAN長男が13年目にターン到来
<選出理由>
TBS系ドラマ「君の花になる」をはじめとする話題作への出演や、TBS系「よるのブランチ」レギュラー、「最強スポーツ男子頂上決戦」などに抜擢が続き、日本のボーイズグループシーンで勢力を拡大しているのが、芸能事務所スターダストプロモーション所属のアーティスト集団・EBiDAN。中でも2022年にシューヤ・マサヒロ・アロハ・ハルの新メンバーが加入し、9人体制になった超特急の“止められない快進撃”が始まっている。
もちろんテレビ東京系ドラマ「みなと商事コインランドリー」シリーズで話題を呼んだタクヤらオリジナルメンバーの存在は言わずもがな。もともと熱くて面白いパフォーマンスに定評があった彼らだが、特に今年はTBS系「CDTVライブ!ライブ!」「音楽の日2024」などGP帯や大型音楽番組への初出演が相次ぎ、フェスにも引っ張りだこ。ファン以外にもその名が知れわたるとともに、ステージでする「全力の変顔」に思わず検索したくなる人があとを絶たなかった。
それは数字面でも着実に現れており、8月にKアリーナ横浜で行った全国ツアーの最終公演は平日開催にも関わらず2日間で4万人を動員。11月リリースの「AwA AwA」では約7年半ぶりに「Billboard JAPAN総合ソング・チャート“JAPAN Hot 100”」で首位を獲得し、売上枚数もグループ史上最多を記録した。CDデビューから13年目を迎えた今、彼らが自ら歌うように“超特急のターン”がやってきている。
<読者コメント>
・「メディア露出が増えてきて勢いに乗っている。多種多様なイケメンがいて、それでいて面白いし、ライブではパワフルなパフォーマンスをするので目が離せません」
・「フェスに出ればたちまち他のグループのファンから話題になるほどの実力!ボーカルの歌のうまさ、ダンススキル、トーク力、全て揃っておまけに顔も良い!魅力的なグループ」
・「アリーナツアー8公演を控え、チケットは即完売。着実に人気を高めているダンス&ボーカルグループです。俳優として活躍するメンバーもおり、様々なスキルを兼ね備えたかっこいいのに面白いグループです」
◆【クリエイター部門】梶原叶渚
カジサック長女が芸能界デビュー 演技もランウェイもこなすトップ中学生
<選出理由>
日常を切り取った家族動画が人気を集めるキングコング・梶原雄太(カジサック)率いるカジサックファミリー。今や「理想の家族像は?」と聞かれたらこの家族を思い浮かべる人も少なくない。5人の子供の中で、長女である15歳の叶渚は、2018年のYouTube開設当初から登場しており、2023年1月には雑誌「Popteen」の姉妹雑誌である「Cuugal」の2代目イメージモデルに就任。今年はNHK夜ドラ「柚木さんちの四兄弟。」での女優デビューをもって、芸能界入りした。
デビューを果たすやいなや「KANSAI COLLECTION」や「東京ガールズコレクション」などのファッションショーに続々と出演。デビューしたてとは思えない堂々としたランウェイとポージングの多さで見るものを引きつけている。
女優としても話題作への出演が続き、注目を集めている彼女のSNSを覗くと、TikTokでは得意とするダンスを中心に日々動画をアップ。コロコロと変わる表情に抜群のスタイルを持つ彼女は同世代の憧れでありながら、素の姿が垣間見えることで親近感も感じられる。ロールモデルに彼女の名前を挙げる人が増えていくことだろう。
<読者コメント>
・「Theモデルなスタイルの良さに加え、演技、ダンス、新体操までできるという全てを持っている」
・「スタイルも良くて美人!カジサックの娘という部分で人気もあるが、その肩書きはいらないのではないかと思うほど魅力があり、これからが楽しみです」
・「かんちゃんが着用するアイテムは店舗では入手困難になるぐらい人気になる」
◆【ファッション部門】グランパコア
海外セレブぞっこん“おじいちゃんコーデ” ジェンダーレスで楽しむ90’s新潮流
<選出理由>
今年は近年のリバイバルブームや、トレンドを牽引し続けるY2Kファッションの影響から、90年代ファッションが主流の1年に。そんな中、ビリー・アイリッシュやBLACKPINK(ブラックピンク)のジェニー(JENNIE)、TWICE(トゥワイス)の日本人ユニット・MISAMO(ミサモ)ら海外セレブが私服やアーティスト写真などに取り入れたことで浸透しはじめているのが「グランパコア」だ。
これは「grandpa=祖父」と「hardcore=中核・核心部」を掛け合わせた造語で、“おじいちゃんが着ているような服装”を意味する。ヴィンテージ感のあるジャケットやカーディガン、チェック柄のパンツ、ベストなどを取り入れたクラシカルな装いが特徴で、今人気の古着やリラックスシルエットにマッチ。「バレエコア」「オフィスコア」などに続く「〇〇コア」と呼ばれるキャッチーなワードもSNS世代を中心に刺さっている。
年齢や性別による固定概念が取り払われ、さらに多様化しつつある現代ファッション。ユニセックスアイテムのようにジェンダーレスで楽しめるファッションは、幅広い世代の人が取り入れやすく流行を後押しするだろう。
◆【美容部門】艶メイク
ウォニョンがお手本 内側から発光する艶感でバブみを作る
<選出理由>
若年層の美容トレンドの潮流を読む上で、Kビューティの影響は今や確固たるものとなった。ことメイクにおいては、健康的な美しさが肌に滲み出しているかのような、ツヤのある質感をつくりだす手法に注目が集まっている。
火付け役となったのは、ガールズグループ・IVE(アイヴ)のウォニョン(WONYOUNG)。頬につや玉が宿るチークが印象的なメイクがネット上で注目を集めるや、手持ちのチークにプライマーをプラスしたり、リキッドタイプのチークを使ったりと、赤ちゃんらしさを意味する“バブみ”のある顔に近づくメイク方法を考察するSNS投稿が続出。
中顔面短縮メイクの流行も相まって、内側からじゅんわりと火照るような血色感で、余白を埋めるメイクが一躍ブームに。チークに重きを置いたメイクのニーズが高まりつつあることを受け、コスメブランド各社からリキッドチークの新製品リリースも増えてきている。
色味を重ね、肌のアラをカバーして“隠す”目的だけでなく、生き生きとしたツヤを“仕込む”メイクのトレンドは、根強い人気を誇るパウダー一強の化粧品市場にも多大な影響を与えるだろう。
◆【グルメ部門】グリークヨーグルト
やみつきの“もったり”新食感 健康志向の波で罪悪感なし×映えフードが流行
<選出理由>
食卓の定番であるヨーグルト。そんな食べ馴染みのある食品が、もったり濃厚な口当たりのグリークヨーグルトとして、新たな価値を与えられ脚光を浴びている。
グリークヨーグルトは、水切り製法でホエイと呼ばれる水分をしっかりカットした、一般的なヨーグルトよりもぎゅっと濃厚で、クリームチーズを思わせる食感が特徴。高たんぱくで低脂肪ながら腹持ちがよく、果物やグラノーラ、蜂蜜など食材との組み合わせ次第で様々なアレンジを楽しめる点も人気の一因となっている。
お隣の韓国で一足早くブームとなり、現地の専門店を訪れたSNSユーザーの投稿が拡散されたことで日本でも人気に火が付き、このところ国内でも着実に店舗数を伸ばしつつある。SNSでのバズりに欠かせない映え要素と、ヘルシーでありながら美味しいものを食べたいという健康志向の両方を満たすグリークヨーグルトが、韓国ブームの波に押され、国内各地で広く人気を獲得していくだろう。
◆【旅行部門】ドンキーコング・カントリー
世界初エリアがUSJに誕生 任天堂ワールドは次のステージへ
<選出理由>
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに2021年に開業して以来、絶大な人気を誇る任天堂のテーマエリア「スーパー・ニンテンドー・ワールド」。さらなる体験価値増強の一手として、同エリアの敷地面積を1.7倍に拡張、そこにドンキーコングをテーマにした世界初のエリア「ドンキーコング・カントリー」が12月11日に誕生する。
新エリアでは、豊かな亜熱帯の風景の中で、実際にゲームのステージにも登場したシンボル「黄金のしんでん」などの名所を再現。クレイジー・トロッコに乗り、予測不能な走りでジャングル中を駆け巡りながら、ドンキーコングとディディーコングがティキ族から“ゴールデンバナナ”を守る冒険を手伝う新ライドアトラクション「ドンキーコングのクレイジー・トロッコ」を運行するほか、お馴染みのキャラクターやタルがモチーフになったグッズ、フードなど“PLAY WILD”な体験が揃う。
あの頃夢中になって遊んだゲームの世界が、圧倒的なクオリティをもって現実世界で形となる。ドンキーコングたちが「スーパー・ニンテンドー・ワールド」のワクワクと胸弾む新ステージへと、ゲストを連れていってくれるだろう。
◆【旅行部門】JUNGLIA
やんばるの大自然×エンタメのシナジーが興奮生む新テーマパーク
<選出理由>
亜熱帯の植物が豊かに息づく沖縄北部の“やんばる”を舞台とした大型開発が遂に日の目を見る。生命力に満ちた自然とエメラルドグリーンの海を臨む南国らしいロケーションに、新テーマパーク「JUNGLIA(ジャングリア)」が2025年に開業する。
60ヘクタールもの広大な敷地内に、肉食恐竜に追われるスリリングなサファリライド、360度の南国風景を見渡す気球体験、生身のからだごと大自然に飛び込み、絶叫とともに圧倒的な解放感を感じる興奮アトラクション、エンターテインメントショーに加え、宙に浮かぶ鳥の巣のような特等席で景色を眺めながらの食体験、開放的な絶景を望むスパなど、魅力的な体験の数々が計画されている。
施設が提唱するコンセプトは“Power Vacance!!(パワーバカンス)”。やんばるのエネルギーが満ちる絶景をひとり占めする“贅沢“と、豊かな自然環境を活かした解放感を味わう体験、これら2つの相乗効果により、ヴァーチャルでは決して味わえない心昂る興奮を味わえるという。人気リゾートにおける新たな観光の起爆剤と目される「JUNGLIA」。未だ詳細が明らかになっていない部分も多い、未知なるテーマパーク体験の全貌に期待が高まる。
◆モデルプレス国民的推しランキング
SNSの総フォロワー数380万人超えの「モデルプレス」が、WEBアンケートで読者から寄せられた説得力ある声を参考に、モデルプレス編集部の審査、「モデルプレス」内での記事露出回数などを加味し、各種エンタメ・ライフスタイルにまつわるランキングやアンケート結果を発表するオリジナル企画。これまで発表したランキングには「『2024年ヒット予測』エンタメ(俳優・女優)ライフスタイル(ファッション・美容)などのトレンド完全予測」や毎クール恒例「今期最もハマっているドラマTOP10」、「筋肉イケメンランキングTOP20」などがある。(modelpress編集部)
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