大気汚染物質は妊娠に有害な影響を及ぼす

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2024年12月03日 17:00  妊活・卵活ニュース

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妊娠中のPM2.5曝露による危険性
11月29日、ハーバード公衆衛生大学院(アメリカ)らの研究チームは、「Science Advances」にて、妊娠中の微小粒子状物質(PM2.5)曝露は有害な妊娠転帰につながると発表した。

妊娠中の女性がPM2.5に晒されると母体の免疫反応が変化し、母体の健康ならびに胎児の成長・発達に悪影響を及ぼすという。

妊娠中のPM2.5曝露が母子の健康に対して与える影響
先行研究では、PM2.5曝露により、妊娠高血圧腎症、低出生体重、乳幼児期の発達遅延など母子の健康リスクが高まると報告された。

そこで今回、研究チームは、アメリカ環境保護庁(EPA)公表のデータを用いて、非妊婦と妊婦(妊娠20週)を対象に、妊娠中のPM2.5曝露が母子の健康に対して与える影響を細胞レベルにて分析した。

細胞レベルにてヒストン(サイトカインの放出を制御するタンパク質)の変化をマッピングしたところ、妊娠中のPM2.5曝露は母体のヒストンに影響を及ぼし、サイトカイン遺伝子(体内の炎症を制御する働きをもつ)のバランスを乱すことが認められた。

これにより、母子の身体に炎症が生じ、その結果、有害な妊娠転帰につながるという。それゆえ、研究チームは、母子の健康を守るうえで、妊娠中の大気汚染曝露を最小限に抑えるべきだと提唱する。

(画像はScience Advancesより)

Science Advances

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  • 今晩は、飼い猫のPaoです。 体に良く無いのは判っても外出し無い訳にも宇宙服を着て生活しする訳にも行かないじゃない?・・・(=^・^=)
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