井之脇海&金子大地W主演、晩ご飯を一緒に食べるグルメドラマ「晩餐ブルース」放送

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2024年12月05日 13:01  cinemacafe.net

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「晩餐ブルース」(C)「晩餐ブルース」製作委員会
井之脇海と金子大地がW主演、アジアコンテンツアワードにノミネートされた脚本家・山西竜矢らフレッシュな俊英が集結したグルメドラマ「晩餐ブルース」が2025年1月22日(水)より放送されることになった。

本作は、ただ、晩ご飯を一緒に食べるだけの「晩餐活動=晩活」が心を癒やす、夢を叶えたものの何かを消耗中なサラリーマンと夢からドロップアウトしたニートが織りなす深夜の“晩活”グルメドラマ。

主人公・田窪優太を演じるのは、井之脇海。主演映画『ピアニストを待ちながら』をはじめ、ドラマ「9ボーダー」、舞台「ボクの穴、彼の穴。W」などジャンルを問わず、確かな演技力と独特な存在感でキャリアを築き上げる井之脇が、仕事に忙殺され壊れかけている中で、食事を通して変化していく役を演じる。

もうひとりの主人公・佐藤耕助を演じるのは、金子大地。第77回カンヌ国際映画祭「国際映画批評家連盟賞」を受賞した映画『ナミビアの砂漠』、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」など数々の話題作に出演し、その強い存在感を印象深く残す金子が、夢から挫折し人生休憩中でありながら、優太の異変にいち早く気づく繊細な役を演じる。

ドラマディレクターとしてテレビ局で働く田窪優太(井之脇海)は、夢を叶えたものの仕事に忙殺され、エサのように食事を取る日々。かつてあった情熱も消え去り、無性にイライラしてしまうなど、不安定な毎日を送っていた。

一方、料理人として順調だったはずの佐藤耕助(金子大地)は人知れず料理人を辞め、現在はニート生活を送っていた。高校時代の旧友である2人は、友人の離婚をきっかけに再会。そしてある出来事から、ただ一緒に晩ご飯を食べる関係に。そんな“晩餐活動”(略して晩活)を通して、やがて心を回復させていく…。

脚本を務めるのは、ドラマ「SHUT UP」(テレ東)で「アジアコンテンツアワード2024」最優秀作家賞にノミネートされた、山西竜矢。

山西を筆頭に、「外道の歌」が第37回東京国際映画祭TIFFシリーズ部門出品、監督や役者としても活躍する灯敦生、映画『正しいバスの見分け方』で第14回伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞短編の部において、映画祭史上最年少グランプリ受賞を果たし、監督としても活躍する高橋名月、第35回ヤングシナリオ大賞を「高額当選しちゃいました」で受賞した阿部凌大など、フレッシュな才能が集結。

監督を務めるのは、長編映画デビュー作『ココでのはなし』が第11回アンタキア国際映画祭にて、審査員特別賞、最優秀監督賞、最優秀女優賞、最優秀編集賞の4冠を達成した、こささりょうま。

さらに、在日クルド人を描き話題を呼んだ映画『マイスモールランド』を手掛け、第72回ベルリン国際映画祭でアムネスティ国際映画賞特別表彰、第27回新藤兼人賞で銀賞を受賞した川和田恵真。

忙しさに追われ“エサ”のように食べるご飯ではなく、“食事”として食べるご飯が心を解きほぐし、目まぐるしい日々の中で止まり木のようになる。そんな食事の温かさでエールを送るドラマとなりそうだ。

20代ラストの作品となる井之脇は「全力で演じたい」と意気込み、「台本を読んでみると、悩みを持った人物たちが、ドラマチックに、大きく成長したり、変化する訳ではなく、『自分の弱さに気づいて、それとともに歩いていく』、そんな等身大であたたかい世界が広がっていて、心が凪いでいきました」と明かす。

そして視聴者に向け、「優太たちが、“晩活”を通じて、心の豊かさを取り戻していく様は、自分もハッとさせられる瞬間があります。そんな瞬間をみなさんにも感じてもらえるよう、みんなで丁寧に作っていきます!」と魅力をアピールした。

また、金子も「あたたかい作品、優しい役をずっと演じたいと思っていたので、お話いただいた時、とても嬉しかった」とコメント。「毎話、美味しそうなご飯が出てくるところも見所なので、そこも楽しみにしてください」と語っている。

水ドラ25「晩餐ブルース」は2025年1月22日より毎週水曜深夜1時〜テレビ東京ほかにて放送。




(シネマカフェ編集部)

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