このチャートは、J-WAVE全番組のオンエア回数、Billboard JAPAN協力の各音楽ストリーミングサービス、ダウンロード、動画再生回数、CDセールス、SNSのデータをポイント計算。番組では世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。ここでは12月1日(日)付のチャートを紹介!
10位:salute & Jessie Ware『Heaven In Your Arms』
先週86位から76ポイントの特大ジャンプアップで今週の「Hot Popper」曲に。イギリスのマンチェスターを拠点に活動するDJ、プロデューサーのsalute。『Heaven In Your Arms』で共演するJessie Wareとは、お互いにファン同士で相思相愛だ。Jessieは2024年7月にリリースされたsaluteのアルバム『TRUE MAGIC』をきっかけに好きになり、saluteは10代のころからJessieに憧れていたという。saluteは2017年にJessieのコンサートのバックステージで撮ってもらったという2ショット写真をXに投稿。当時はまだ有名ではなかったため、冗談でJessieに「いつか共演させてください」と伝えたそう。その夢が実現することになったのが今回のコラボだ。9位:JIN『Running Wild』
BTS・JINの初ソロアルバム『Happy』からエントリー2週目にしてトップ10入りを果たした。アルバムのリリースを記念して、JINは11月30日に日本のファンとハイタッチ会を開催。来場者一人ひとりと目を合わせながらタッチをしていったそう。地元韓国ではさらに驚きのファンサービス「メリーゴーランド会」を実施。韓国のテーマパーク「ロッテワールド」にて、抽選で選ばれた50名のArmy(BTSファンの総称)のためにサイン会を開催。「普通のサイン会では面白くない」というJINの提案で、ファンらと一緒にメリーゴーランドに乗りながらのサイン会をすることに。1人につき2周回り、その後ファンが写真を撮れるようにJINはさらにもう3周と、合計103周乗ったのだとか。8位:米津玄師『Azalea』
アルバム『LOST CORNER』からわずか4か月でリリースされた米津玄師の新曲が8位にランクイン。今週100曲中、最も高いポジションに初登場の「High Power Debut」曲となった。同曲はNetflixの有村架純と坂口健太郎がW主演を務めているドラマ『さよならのつづき』の書き下ろし主題歌になっている。アルバムリリースから非常に短いスパンで発表された同曲は、アルバムの曲より先となる昨年に原型は存在していたそう。ポップカルチャーのニュースサイト「ナタリー」のインタビューで、今回のドラマが恋愛なため「どのようなアプローチでこの曲を書いたのか」という質問に対して、米津は「恋愛ってなんだろう? みたいなことはすごく考えた。世のラブソングはほとんどみんな思い悩んでいる。その思い悩みが恋愛の本質なのだろうと思う。要するに恋愛は“しくじり”である」と持論を展開した。7位:MISAMO『NEW LOOK』
TWICEの日本人メンバーMINA、SANA、MOMOの3人によるユニットMISAMO。メンバーが憧れの存在と語る安室奈美恵の楽曲カバーが、リエントリーを挟んでエントリー5週目にして7位にまで上がってきた。そんなMISAMOの3人は先月人気トーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演。日本のトーク番組に出演するのは今回が初めてだったそうで、練習生時代の思い出話から、黒柳と一緒にTWICEの人気曲『TT』の振り付けに挑戦するなど、かなり盛り上がったのだとか。ちなみに黒柳はYouTubeチャンネル『徹子の気まぐれTV』を開設。『徹子の部屋』の舞台裏トークなどがアップされており、MISAMOの3人との「楽屋トーク」も公開されている。そのほかにも黒柳は高級中華を“爆食”したり、ご当地スーパーで“爆買い”したり、プールで水中ヨガをしたりと精力的に活動している。6位:秦 基博×草野マサムネ『ringo』
先週から3ポイントアップで9位に。番組ではリスナーがアーティストに関するクイズに答える「逆電バスター」を実施。問題はリンゴに関するもので「リンゴを生産している国、世界ナンバーワンは中国だが、次に挙げる3つのヨーロッパの国のなかでリンゴの生産量が最も多いのは?」というもの。選択肢は「イタリア」「フランス」「ポーランド」で、答えは「ポーランド」だった。2022年の世界のリンゴ生産量1位はダントツ中国で4757万トンだが、ヨーロッパではポーランドが426万トン、ちなみに日本は74万トンだという。5位:大石晴子『サテンの月』
先々週9位に初登場し、先週の15位から再び順位を上げて今週は5位に。シンガーソングライター大石晴子のInstagramを見てみると「いぎなり寒いので湯湯婆(漢字スゴ)スターティン」(原文ママ)という投稿とともに、ゆたんぽの写真が投稿されていた(編注:湯湯婆は「ゆたんぽ」のこと)。4位:XG『HOWLING』
開催中の大規模ワールドツアー、ヨーロッパ公演も無事完走したXGだが、さらに大きな会場でのライブも決定。2025年7月に開催されるアメリカ最大規模の音楽フェス「コーチェラ・フェスティバル」に初出演することが発表された。ヘッドライナーはLady Gaga、Green Day、Post Maloneといったグローバルアーティストが名を連ねるなか、日本人アーティストとしては唯一の出演となる。さらに出演アーティスト一覧のポスターでは、日本人女性アーティストとしては初となる、ヘッドライナーに次ぐ段目に名前が書かれている。3位:iri『Pick you up』
先週5位の初登場からさらに2ポイントアップで3位に。先日、大阪と東京で大規模なワンマンライブを実施したiri。そのワンマンに向けて制作されたのが『Pick you up』で、それぞれの会場でも披露された。充実の2024年を締めくくるライブのエピソードを本人に尋ねたところ「東京公演の際に友人からワインを差し入れでいただきました。ライブ後の楽屋で『Pick you up』を一緒に作ってくれたgrooveman Spotさんや、サポートメンバー、スタッフのみなさんと一緒にそのワインで乾杯をさせていただきました」とコメントを寄せた。iriにこれまでのライブの差し入れで嬉しかったものを訊いてみると「福岡公演のケータリングでイベンターさんが差し入れてくれた『むっちゃん万十』がとてもおいしいです。いくつか種類があるのですが、そのなかでも特にハムエッグが大好きです」と回答した。2位:Wallice『Heaven Has To Happen』
日本をルーツに持つZ世代のシンガーソングライターWallice。日本にも2年に1度くらいの頻度で遊びに来ており、2024年の夏も3週間ほど滞在。今回の来日がこれまでのなかで一番の日本の思い出になったのだとか。日本に来てどこに訪れたのかを本人に訊いてみると「初めて山中湖に行きました。すごく暑かったけど、湖のそばの山小屋でギターを持って曲を書いたり、自転車を借りて湖の周りを走ったりしました。あと『ほうとう』を初めて食べたけど、めちゃおいしかったです」と、かなり満喫した様子の答えが返ってきた。1位:ROSÉ & Bruno Mars『APT.』
BLACKPINKのROSÉとブルーノ・マーズのコラボ曲が、5週連続1位を達成し、今年の最高連覇記録Ariana Grande『yes, and?』と並んだ。番組にはROSÉ本人が「こんにちは、J-WAVE。私はROSÉです」と日本語を交えながら「『TOKIO HOT 100』で1位を取れたなんて、本当にうれしいです。ありがとうございます。12月6日(金)にソロアルバム『rosie』も出るからちゃんと聴いてね」とコメントを寄せた。12月に入り年間チャートの行方が気になるが、年末に怒涛の追い込みをみせるROSÉが果たして今年のヒット曲のなかでどこまで順位を上げることができるのか、気になるところだ。1位:ROSÉ & Bruno Mars『APT.』
2位:Wallice『Heaven Has To Happen』
3位:iri『Pick you up』
4位:XG『HOWLING』
5位:大石晴子『サテンの月』
6位:秦 基博×草野マサムネ『ringo』
7位:MISAMO『NEW LOOK』
8位:米津玄師『Azalea』
9位:JIN『Running Wild』
10位:salute & Jessie Ware『Heaven In Your Arms』
『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。放送は毎週日曜の13時から。
番組情報
SAISON CARD TOKIO HOT 100
毎週日曜
13:00-16:54
クリス・ペプラー
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