日米豪の共同指揮所演習開始=海兵隊が初参加、過去最大規模―陸自

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2024年12月06日 19:02  時事通信社

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時事通信社

共同指揮所演習「ヤマサクラ」の訓練開始式で撮影に応じる山根寿一陸上総隊司令官(中央)ら日米豪の指揮官=6日午後、陸上自衛隊朝霞駐屯地
 陸上自衛隊と米陸軍などによる共同指揮所演習「ヤマサクラ」の訓練開始式が6日、陸自朝霞駐屯地(東京都練馬区など)であった。今年は米海兵隊が初めて本格参加。豪陸軍も昨年に続き参加し、過去最大規模で実施する。14日まで。

 陸自などによると、演習には7000人超が参加。米第3海兵機動展開部隊が加わり、離島防衛などを想定した水陸両用作戦がより実戦に近い内容になった。来年3月発足予定の自衛隊統合作戦司令部や、敵の射程外から攻撃する「スタンド・オフ防衛能力」の要となる長射程ミサイルも想定に組み込んでいる。

 開始式で山根寿一陸上総隊司令官は「日米豪の絆の強さを示す重要な訓練だ」と強調。米太平洋陸軍のバウル副司令官は共同記者会見で「中国、北朝鮮、ロシアの脅威に対抗するには3カ国が肩を並べて抑止することが大切だ」と述べた。 

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