トミーズ、中山美穂さん急死に衝撃　東京進出時初レギュラーにゲスト出演で思い出語る

歌手で俳優の中山美穂さんが、6日に都内の自宅で亡くなっていたところを発見された。54歳だった。昭和を代表するアイドルの突然の死に、列島に衝撃が走って一夜明けた7日朝、大阪・MBSテレビの生情報番組「せやねん！」でも、トップニュースで扱い、漫才コンビ「トミーズ」が東京進出時の“出会い”を振り返って、感謝の思いをささげた。

番組冒頭、トミーズ雅（64）が「きのう、衝撃のニュースが…。ミポリンが亡くなりました。信じられなくて、え？　声出ましたね」と、切りだした。

トミーズは雅、健（65）によるコンビで幼稚園からの幼なじみ。ダウンタウン、ハイヒールらと同期のNSC（吉本総合芸能学院）1期生で、雅は「今から30年ぐらい前に、初めて東京で（レギュラーを）持った番組があって。その1年後（笑って）いいとも！　とか、仕事もらうんですけど、最初の1年は1本だけやったんです」と思い起こした。

その番組で、健が「大阪でおいしい物」として、てっちゃん鍋を作り、雅が食べるという企画があった。

雅は「今はホルモンって分かってるけど。それ食べてて。で、ミポリンが（番組を）見てて『トミーズさんて、めちゃおもしろい』『ぜひ仕事がしたい』って言ってくれて。当時23歳か24歳ぐらいで、おれら、ドッキリやと思てたら、ホンマに（番組に）ミポリンがきて、なあ！」。

話を振られた健も「ホンマに！」。好奇心旺盛だった中山さんを思い、初対面時に言及した。

その際、健が「生のてっちゃん（ホルモン）」を、中山さんに「まずは（大阪名物の）てっちゃんと仲良くなって」と言い、握らせた。「冷たいてっちゃん」に、中山さんは「嫌です！」と言いながらも、いきなり懐に入り込む“大阪ノリ”に対応したという。

思い出を振り返った雅、健は、中山さんが自宅の浴槽で亡くなっていたことから「ヒートショックって、どうしたら防げるんや…」と口にしつつ、衝撃を隠せないままだった。