12月8〜9日に三重県の鈴鹿サーキットで開催された2024スーパーGT最終戦『SUZUKA GT 300km RACE GRAND FINAL』の決勝後、TOYOTA GAZOO Racing(TGR)はレースレポートのなかでチームオーナーかつトヨタ自動車豊田章男会長のコメントを発表した。
当初8月31日〜9月1日に行われるはずだった第5戦が台風の影響で延期され、シリーズ初の12月開催となった2024年のスーパーGT最終戦。TGR陣営は坪井翔/山下健太組の36号車au TOM'S GR Supraがランキングトップでレースに臨んだ。
名門トムスと実力派ドライバーふたりを擁するau TOM'S GR Supraは、今季ここまで2勝を含む全戦で入賞している。その強さと速さは今回の最終戦でも現れ、土曜日の予選でポールポジションを獲得すると、決勝を待たずにドライバーズチャンピオンを決めるという活躍をみせた。
翌日の決勝でもau TOM'S GR Supraはポールスタートからライバルの猛追を防ぎポール・トゥ・ウイン。この結果、チームチャンピオンもTGR TEAM au TOM’Sが獲得している。レース終了後、TGRの豊田オーナーはau TOM'S GR Supraへの感謝と、2年連続GT王者かつ、今季は全日本スーパーフォーミュラ選手権との“2冠”を達成した坪井へのメッセージを綴っている。