ブランド初採用となるディーゼルを搭載し、ファミリーユースの新たな選択肢として登場した新世代の7名乗りミッドサイズSUV『Jeep Commander(ジープ・コマンダー)』に、おなじみの名称を掲げた限定車“Overland(オーバーランド)”が登場。12月7日より100台限定で発売が開始されている。
全長4770mmのボディに最大7名まで乗車可能な3列シートを備え、乗員の快適性や安全性を高める充実した機能装備を誇る新世代モデルとして登場したコマンダーは、前述のとおり2.0リッターの直列4気筒ターボディーゼルを搭載。最高出力170PS、最大トルク350Nmを発生。強力なトルクを1750〜2500rpmという低回転域から発生し、発進時のパワフルな加速性と悪路での優れたドライバビリティを実現している。
そのコマンダーに設定された今回の限定車は、2024年5月にパールホワイトトライコート、およびブリリアントブラッククリスタルP/Cの2色で展開された同名限定車の第2弾となり、今回は新色グレーマグネシオメタリックを採用する。
またエクステリアでは、シャークフィンアンテナやフロントグリルにはグロスブラックのアクセントカラーが入れられ、ボディ同色のフロント/リヤフェイシア、ホイールフレア、シルモールディングを採用。さらに“OVERLAND”の専用バッジやグラナイトクリスタルアクセント入り、ダイヤモンドカットの18インチアルミに加え、従来よりオプションアイテムとして人気の高いデュアル・ペイン・パノラミック・サンルーフを標準装備としている。
前席および後部座席からも、大きな空を望める2枚の大型パネルで構成されるコマンドビューのこのルーフは、前部にパワーサンシェード、後部に固定ガラスを設置。ボタンを押せばフロントパネルが後方にスライドして開き、フロント部分からフレッシュエアを取り入れることが可能となっている。
一方のインテリアも、特別仕様であるエンペラドールブラウン色のスウェード素材をふんだんに採用して、プレミアムな室内空間を演出。フロントシートには“OVERLAND”の刺繍も入れられる。
安全装備の面でも、前走車と一定の車間距離を保ちながら追従するアダプティブクルーズコントロールをはじめ、ドアミラーの死角にある車両の存在を警告するブラインドスポットモニター、駐車場から出庫の際に側方からの車両の接近を警告するリヤクロスパスディテクションなど最新の機能を装備。
また、高速道路でドライバーの運転負荷を軽減するハイウェイアシストシステムや衝突被害軽減ブレーキ(歩行者、サイクリスト検知機能付)など、最新の運転支援機能を多数備え、価格は634万円(税込)となっている。
公式サイト:https://www.jeep-japan.com/special_models/commander_overland.html