映画『モアナと伝説の海2』の名曲はこうして生まれた、音楽へのこだわりを語る特別映像

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2024年12月10日 08:39  ORICON NEWS

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モアナ、ケレ、モニ、ロト=『モアナと伝説の海2』(公開中)(C)2024 Disney. All Rights Reserved.
 ディズニー・アニメーション映画『モアナと伝説の海2』の劇中で披露される数々の名曲たちは、どのように誕生したのか?製作陣が音楽へのこだわりと名曲誕生秘話を語る特別映像が公開された。

【動画】モアナの歌ができるまで特別映像

 「ディズニー作品の曲をつくるのは長年の夢だった」と語るのは、本作の音楽を担当したアビゲイル・バーロウとエミリー・ベアー。ディズニー長編アニメーションの劇中歌を全面的に手がけたソングライターとしては史上最年少となるグラミー賞アーティストだ。エミリーは東京ディズニーシーで人気のナイトショー「ビリーヴ!〜シー・オブ・ドリームス〜」US版の作詞・作曲も手がけている。

 そんな2人が、「始まりにぴったり」と話すのは、オープニング楽曲「帰ってきた、本当のわたしに」。観るものたちを、久しぶりに訪れたモアナの世界に導いてくれる楽曲だ。

 編曲を担当したのは、オペタイア・フォアイとマーク・マンシーナ。アビゲイル&エミリーが作った楽曲に、サモアにルーツを持つ彼らが木製ドラムや多くの民族楽器、コーラスを駆使して、「太平洋の島々の音」を盛り込んでいく。モアナが歌とダンスを披露しながら、仲間を旅に誘う「最高の世界」をはじめとする楽曲たちに南の海の雰囲気を十二分に感じることができる秘密は、ここにあった。

 そしてモアナのUS版声優アウリイ・クラヴァーリョが「美しくて、すごく危険」と話すのは、モアナを惑わせ、そして導く謎の女マタンギ。彼女の楽曲「迷え!」は「予想外の曲になった」と同時に「彼女はポップスターだ」とアビゲイル&エミリーは振り返る。

 マウイのUS版声優ドウェイン・ジョンソンが「スケールの大きい曲で、歌うのが最高に楽しかった」と語るのは、落ち込んだモアナをマウイが励ますパワフルなナンバー「できるさ!チーフー!」。アビゲイル&エミリーも「彼が歌ったことで完成した」と語っている。

 そして、本作で一番印象的かつ、エンドソングにも使用されている楽曲「ビヨンド 〜越えてゆこう〜」は、アウリイ・クラヴァーリョが「心を打つ歌詞。“自分の限界を突破しよう”という歌」と、アビゲイルが「“新たな自分を探し続けよう”と伝えてる」と語るように、作品のもつ大きなテーマの1つとなっている。1000年ぶりの“導く者”となったモアナが、自分の果たすべき使命を知り、戸惑いながらも旅立つことを決意するシーンで歌う感動的なミュージカルナンバーだ。

 本作は初日の6日から3日間で動員67万9000人、興行収入9億3800万円をあげ、両ランキングで初登場1位を飾った。公開前日の5日に行われた先行上映を含んだ累計成績は、動員69万7000人、興収9億6400万円となっている。前作『モアナと伝説の海』のオープニング興行収入7 億1640万円を大きく超え、社会現象となった
『アナと雪の女王』のオープニング興行収入9億8600万円に肉薄する日本でのディズニー・アニメーション史上歴代No.3のオープニング成績を記録した。


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