愛媛FCは10日、石丸清隆監督が2025シーズンも引き続きトップチームを指揮することが決定したと発表した。
現在51歳の石丸監督は、現役時代にアビスパ福岡や京都パープルサンガ(現・京都サンガF.C.)、愛媛でプレー。2006年に現役を引退すると、そのまま愛媛に指導者として留まり、トップチームコーチやユース監督などを務めた。2013年からは愛媛のトップチーム監督に就任したほか、2015年からは京都でヘッドコーチやトップチーム監督、2017年からは松本山雅FCでコーチ、2020年から2021年4月まではモンテディオ山形で監督を歴任した。
2022から再び愛媛に戻り指揮を執ると、昨季は明治安田生命J3リーグで優勝を達成。初のJリーグタイトルを獲得し、今季J2リーグに復帰した。そして迎えた2024明治安田J2リーグは10勝10分け18敗の勝ち点「40」と苦しんだものの、17位で終わり、J2残留を果たした。
来季続投が決定した石丸監督は愛媛のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「愛媛FCに関係する皆さま、2024シーズンも愛媛FCへ多大なるご支援、ご声援をいただきありがとうございました。2025シーズンも監督として指揮を執ることとなりました。今シーズンは終盤にかけ、思うようにいかないことも多く、望んだ内容・結果とはなりませんでした」
「ただ、シーズンを通して『うまくやれたこと』は来シーズンに向けてより良さを伸ばしていき、そして明確になった『やらなくてはいけないこと』をシーズン前の段階でしっかりと構築できるよう準備いたします」
「『いまを全力で戦う』そんな集団を目指して、スタジアムに試合を観に来てくださるファン・サポーターの皆さまが心躍る試合を、フットボールを目指して戦います。今シーズン同様、愛媛FCに関わる皆さま、このクラブとともに2025シーズンも戦ってください。よろしくお願いいたします」