【動画】“マイクラ”初の実写映画撮影現場に潜入!
2009年に誕生し、2011年に正式発売されて以来、大人から子供まで絶大なる人気を誇るゲーム『マインクラフト』(通称:マイクラ)。ワールドと呼ばれる3Dブロックで構成されたバーチャル空間の中で、3Dブロックを集めながら自分の好きなように動き、自分の好きなようにものづくりや冒険を楽しめるゲームだ。さまざまなプラットフォームで展開され、2014年には「世界で最も売れたインディーズゲーム」としてギネス世界記録に認定された。そんな“マイクラ”が初映画化され、2025年ゴールデンウィークに日本公開となる。
このたび解禁された映像では、こだわり抜かれた美術が光る撮影現場の様子や、作り込まれた世界観に感動と興奮しつつ確かな手応えを明かす、キャスト・スタッフたちのコメントが映し出されている。
少年時代からずっと“子ども立ち入り禁止”のとある採掘場で採掘することを夢見ていた主人公のスティーブ。大人になり、憧れの採掘場で掘って掘って掘りまくった先で発見したのは、青く光る謎のキューブだった。そのキューブに触れたことで、異世界へテレポートされるスティーブ。彼の目の前に広がっていたのは、イメージしたものを何でも創り出せる不思議な世界、“オーバーワールド”だった――。
撮影スタジオでは、木々や草花、果物、砦岩、動物や蜂や蜂の巣まで、何もかもが四角いブロック型の形状をしている“マイクラ”の世界を見事に表現。“オーバーワールド”に迷い込んだキャラクターの一人・ナタリーを演じるエマ・マイヤーズは「開放的で無限に広がる世界」と見事なセットに圧倒され、ドーン役のダニエル・ブルックスは「あのマインクラフトが現実になるなんて!」と、小道具に至るまでこだわり抜かれた圧巻のビジュアルについて興奮気味にコメントしている。
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彼と同じく謎のキューブに導かれ“オーバーワールド”にやってきた、年齢も境遇もバラバラな男女4人。ジェイソン・モモア(『アクアマン』シリーズ、『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』)演じるギャレットは、80年代に超一流ゲーマーとして一世を風靡するも、現在はすっかり影を潜め過去の栄光にすがりついている男。ロングヘアに髭がトレードマークで、モモアが「ギャレットはピンクが大好き」と語るように、劇中でさまざまなピンクのコスチュームを披露している。
そんな個性的すぎる大人たちと共に冒険することになる少年が、セバスチャン・ハンセン(『黒い司法 0%からの奇跡』)演じるヘンリー。もともと改造が得意で、“オーバーワールド”でも高い創造スキルを披露することに。さらにエマ・マイヤーズ(『ウェンズデー』)演じるヘンリーの姉ナタリー、ダニエル・ブルックス(『カラー・パープル』)演じるドーンが加わった4人を待ち受けるものとは?
また、本映像では現実の世界と“オーバーワールド”を行き来することも明かされ、ますますどんな冒険が展開されるのか期待は高まるばかり。カメラ目線で笑顔を連発する、キャスト陣のオフショットも必見だ。
しかしこの世界、楽しく愉快なことだけではなく、夜になると身の危険が…。映像の中では、ゲームでもおなじみ、主人公たちに襲い掛かる四角いゾンビやスケルトン、そして“マイクラ”を象徴するモンスターとして世界中で知られ親しまれているクリーパーの姿も確認することができる。
どこまでも四角くユニークな“オーバーワールド”の美術を担当したのは、映画『ロード・オブ・ザ・リング』3部作への参加で知られ、『王の帰還』でアカデミー賞美術賞を受賞しているグラント・メイジャー。その確かなセンスを発揮しながら、人気の動画投稿者にも協力を仰ぎ、ゲームファンも映画ファンも夢中にさせる唯一無二の美術を完成させた。
本作で製作を務めたトルフィ・F・オラフソンは「ゲームの世界を正確に再現することにとても興奮した」、主演のジャック・ブラックは「この映画はマインクラフトとそのプレイヤーの創造力をリスペクトしている。創れば生きのびられる、それがマインクラフトのすごいところさ」とそれぞれ語り、“マイクラ”への確かな愛と真摯な姿勢で映画作りに臨んだことを明かす。ゲームの共同開発者イェンス・バーゲンステンも「完成が待ちきれない」と太鼓判を押す本作。詳しくは、本映像で最後まで堪能してほしい。
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