17年ぶりに復活する時代劇のキャスティングが今、物議を醸している。
松平健が主演を務めてきた時代劇シリーズ『暴れん坊将軍』(テレビ朝日系)。2003年のレギュラー放送終了後も人気は根強く、2004年、2008年とスペシャルドラマがオンエア。同局では現在、平日の早朝に毎日放送されているほどだ。
そして来年1月4日、『新・暴れん坊将軍』と題してまたもやスペシャルとして甦る同作に、なにわ男子の西畑大吾が出演することが発表された。演じるのは主人公・吉宗(松平)の長男・家重。生まれつき身体が不自由で言語も不明瞭な重い障がいがあったとされている。
《幼稚園のお遊戯会になってしまいます》
今回、メディアで報じられた西畑起用のネットニュースでは、松平とともに写る2ショット写真が公開され、初めてだという彼の髷姿も披露された。ところがSNS上では思わぬ反応が。
《本格時代劇が彼等が出た瞬間に幼稚園のお遊戯会になってしまいます》
《サムネだけでもコント感あって笑っちゃった。貫禄がない》
《話題作りに旧ジャニタレはいらんのよ》
《全然、まげが似合ってないね》
《演技がうまいとか下手とかはいいんですが、時代劇な顔の作りではないよなぁ》
《コント感すごい。似合ってない》
|
|
などキャスティングに落胆する声や、STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所、以下スタート社)所属タレントの起用について失望する意見が飛び交うことに。
「性加害騒動後、しばらくは控えていたスタート社タレントの露出も活発化する中、視聴者の中には『時代劇までゴリ押ししてきたか』というような反発があるようです。また、同じくテレビ朝日系でシリーズ化された『必殺仕事人』のスぺシャルドラマが、主演の東山紀之の芸能活動引退により2023年末でファイナルを迎えましたが、中にはそれが終わったから今度はこちらに……と勘繰る者もいるようです」(スポーツ紙記者)
そもそも西畑はどんな俳優なのか?
「グループ活動でのキラキラした印象とは裏腹に、演技の経験はかなり積んでいます。なにわ男子としてデビューする前は連続テレビ小説『ごちそうさん』(2013年度後期)でテレビドラマ初出演。杏さん演じるヒロイン・西門め以子の次男・活男役で注目されました。さらにその3年後の朝ドラ『あさが来た』(2015年度後期)では、宮崎あおいさん演じる眉山はつの次男・養之助役で登場しています」(在京キー局ディレクター)
テレビ朝日とのつながりは?
|
|
「山田太一ドラマスペシャル『五年目のひとり』(2016年)のほか、最近では『ドクターY〜外科医・加地秀樹〜』でも好演しています。時代劇にフィットするかどうかは見てから判断したほうが良さそうです」(前出・在京キー局ディレクター)
おおいに期待したいものだ。