「Sさんは11月上旬に放送されたテレビ番組に出演していました。タレントたちに、はさみの持ち方から、花の生け方までレクチャーしていましたが、イケメンなうえに、話し方も堂々としていて爽やかで……。旧華族の親睦団体である『霞会館』で、“愛子さまのお相手の有力候補の1人”と目されているというのも、うなずけます」
そう語るのは皇室担当記者。
12月1日に23歳となられた愛子さま。一昨年ごろから“お婿候補”に関する報道も増えてきたが、学習院大学を卒業後、ますます美しくなられるそのお姿に、お相手への注目度は高まるいっぽうだ。
霞会館の関係者はこう話す。
「愛子さまのお相手については霞会館内でも、『どなたなら務まるのか』と、かなり真剣に“検討”し続けられています。
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この数年、関係者の間で注目が集まっているのが32歳のSさんです。華道家元・池坊専永さんのお孫さんで、その容姿からも“華道界のプリンス”といわれています。慶應義塾大学理工学部に入学後、再受験により東京大学法学部に入学・卒業したという異色の経歴の持ち主です」
Sさんの祖母は、かつて文部科学副大臣を務めた池坊保子氏だ。
「保子さんの実家は子爵家の梅溪家で、家系をさかのぼれば平安時代の村上天皇に行き当たります。また保子さんの母は、香淳皇后の従妹であり、いわば“天皇家のご親戚”なのです」(前出・霞会館関係者)
『週刊新潮』は昨春、Sさんが愛子さまのお婿さん候補と目されていることについて、祖母・池坊保子氏に直撃しているが、
「あ、あ、私、ちょっとお答えできませんので……」
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そう答えたものの、“その声は心なしか弾んでいた”という。
「それから1年半、Sさんはメディア露出を増やしています。視聴者からの好感度が高いのは間違いないところでしょう」(前出・皇室担当記者)
慶應→東大卒業という優秀なSさん。愛子さまは4月に日本赤十字社(以下、日赤)に入社されているが、実はSさんの魅力に匹敵する男性も同期として入社している。
「同期入社で2歳年上のTさんは、鹿児島の名門高校から東大に進学しています。中高6年間野球部だった彼は、東大でも野球部に入部し、マネージャーとして活躍したそうです」(前出・皇室担当記者)
大学野球部のマネージャーは、管理能力のみならずコミュニケーション能力や調整力なども必要とされる。
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日赤関係者によれば、
「Tさんは3年生には主務も務めたそうです。チームのスケジュール管理から、東京六大学野球連盟との連絡、練習試合を組む際の他大学との調整、さらに野球部OBたちへの協力要請などで多忙な日々を過ごしたとか」
日赤の入社志望者には、倫理観が高く、国際的なフィールドで社会貢献をしたいという志を持つ学生が多いというが、Tさんもそんな青年なのだろう。
「日赤の社員はさわやかで紳士的なタイプが多いですが、Tさんもそうですね。社員たちの共通点は常に“日赤社員としての誇り”を持って仕事をしているということです。
いっぽうでお堅いばかりの職場ではありません。和やかな雰囲気の飲み会やスポーツのサークル活動もあり、部署の垣根を越えた交流もさかんです。愛子さまとTさんも同期入社の絆で結ばれており、社内で顔を合わせる機会も多いと思います」(前出・日赤関係者)
■Hさんの父親は3つの会社の社長
お相手候補のなかで、もっとも物理的に近い距離にいるのが日赤のTさんだとすれば、愛子さまともっとも多くの思い出を共有しているのが、幼馴染で同級生だったHさんだろう。
天皇ご一家は毎年夏に、栃木県にある那須御用邸で静養されているが、その時期に合わせてHさん一家も頻繁に那須を訪れていたのだ。
「Hさんは、愛子さまの学習院幼稚園・初等科時代の同級生です。那須では天皇ご一家といっしょにテーマパーク巡りや登山をしている姿が目撃されています。14年前の茶臼岳登山では、愛子さまとHさんはしっかり手をつないで歩いていました。
’19年、愛子さまが学習院女子高等科3年生になられた夏にも、名門私立大学の系列校に在籍していたHさんが那須で合流しています。幼いころは眼鏡をかけた、“のび太くん似”の少年でしたが、高校・大学でマリンスポーツなどに打ち込んでいたためか、たくましい体つきになっているそうです」(前出・皇室担当記者)
Hさんの父は、大手造船会社の重役を務めているだけではなく、グループ系列の3つの会社の社長でもある。
経済誌記者はこう語る。
「一族で経営している造船会社は国内最大手で、そのため愛子さまの同級生のHさんもマリンスポーツをたしなんでいたのでしょうか。まさに華麗なる一族ながら、家風は“勤勉と節倹”ですから、どこか天皇家と似ていますね。
Hさんのおじにあたる現社長は飛行機ではエコノミーシートしか利用せず、東京都内での移動もおもに電車を使っているとか。Hさんは今年4月に就職し、社会人になったそうです。かなり有望な若手社員だと聞いています」
華道、日赤、造船……愛子さまと3人の“仕事もできるプリンスたち”との恋絵巻の行方は――。
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