街中では、思いがけず「見てはいけないもの」が目に飛び込んでくることもあるようだ。福島県に住む50代の男性(営業/年収500万円)は、コンビニでこんな光景を見てしまった。それはレジを待つ所定のスペースに並んでいたときのこと。
レジで支払い中の親子連れの声が聞こえてきて、4〜6歳くらい男の子が母親に向かって
「ねぇ!ママ。なんかお尻くさいよー!」
と大きな声で言い放ったというのだ。(文:篠原みつき)
「面白いと思いながらも見てはいけないシーンを見てしまったような気がした」
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その30代くらいの母親は「キュロットスカート的な」ボトムスをはいており、左手に乳児を抱いて、「財布をレジに置き片手でレジの支払いをしていた」という。赤ちゃんを抱きながらの会計は時間がかかったようだ。
「その際レジで結構時間がかかっており、男の子は母親の右足に両手で抱きつきながらまとわり付いていた。しかし、落ち着かなく今度は母親のお尻に抱きつき2、3秒顔をうずめて顔を離すと『ねぇママ、何かお尻臭い〜』と母親の顔を下から見上げるように覗き込むように言うと母親はスルー」
待たされている上に無視された男の子はもう一度、
「ねぇ!ママ。なんかお尻くさいよー!」
と下から見上げるように言ったという。すると母親は、小銭を出している右手で実力行使に出た。
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「(母親は)男の子の方を見ずに『ボゴッ!』と頭にゲンコツをし、その子はワンワン泣き出した。一方、左手に抱かれた乳児は何もなかったかのように目を閉じておりその対比がとても面白かった」
母親も子どもを2人連れての会計中、余計な事を言われイラッとしたのだろうが、可哀そうに男の子は何を怒られたか分からなかったに違いない。
この出来事に、「コンビニのレジ前でのワンシーンだったのでそれほど時間は掛かってなかったとは思うが、体感5分位の出来事に感じた」と感想をもらした男性。男の子にとっては笑いごとではないが、愉快そうにこう回想していた。
「お母さんには申し訳無いが、動画を撮っておきたかったと思ったくらいとにかく面白く感じたのはワタシだけだろうか……? 母親にしてみれば他の客の前で『お尻臭い』などと言われたことは聞かれたくも見られたくも無かったと思う。ワタシも面白いと思いながらも見てはいけないシーンを見てしまったような気がした」
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