12月4日、トライアンフモーターサイクルズジャパンは、東京都品川区天王洲にて新型モデルの発表会を開催し、バイク好きで知られる元AKB48の平嶋夏海さんとトライアンフオーナーのお笑いコンビ・バイきんぐの小峠英二さんをゲストに代表取締役社長の大貫陽介氏を交えたトークショーを行った。
発表会では、新型『スピードツイン1200/1200 RS/900』の日本導入と、限定シリーズ『ICON EDOTION(アイコンエディション)』が公開され、その後にトークショーが行われた。
進行を務めた“MCシモ”こと和田鉄平氏からトライアンフのイメージについて聞かれると、小峠さんは、「単純にかっこいいのと、スタイリッシュ。ごつくないというか無駄を削ぎ落としたシャープさがかっこよくて好きです」と語った。
平嶋さんは、「日本の女性の中では、外国メーカーでは1番人気があると思います。ごつすぎずモデルによっては可憐さや華奢な部分もあって、女性らしさを感じます。乗り味もマイルドなモデルもあります。おしゃれに乗りこなせるバイクを作るメーカーだと思います」と答えた。それに大貫社長は、「私もバイクに乗るときは自分にとってかっこいい格好で乗りたいので、大変嬉しいです」と笑顔を見せた。
1961年のモデルであるトライアンフ・T110に乗る小峠さんは、当初はハーレーダビッドソンを買うつもりだったと明かしつつも「(当時)詳しくなかったのですが、バイク屋さんで自分がいいと思ったものが全部トライアンフでした。ごついバイクよりもトライアンフのようなシュッとしたバイクが好きなんだなと思って、(T110を)買いました」とオールドトライアンフを選んだ理由に触れた。
壇上に置かれた3台の新型スピードツインについて小峠さんは、「昔のトライアンフをそのまま改良したようでかっこいい」と好印象な様子を見せ、「乗ってみたいです」と語った。
平嶋さんは、発表会の前に新型スピードツイン900に跨ったと明かし、「新型ではシート高が780mmに高くなったのですけど、横幅がスリムになった分、足つきは元々良かった従来モデルと変わりませんでした。個人的には低くて太いより、少しシートが高くても幅がスリムであったり、くびれていた方が踏ん張ることができます。なので、より好みに仕上がっていて嬉しかったです」と実際に座った時の印象を話した。
そして、小峠さんも「足つきがいいのと、軽くて操作しやすいなと感じました。日本の旧車は、一度傾いたら重くて倒れるしかないんですけど、900ではそのような心配もないですね」と新型スピードツイン900の良さを語り、1200 RSに搭載されたクイックシフターにも触れ、「(自身のバイクだと)長距離ツーリングでは、クラッチレバーを握る左手を酷使しますけど、その苦労が無くなるのはすごい」と機能面の進化に驚きの表情を見せた。
終盤には平嶋さんが、「ずっと大型バイクを増車したいと悩み続けていたんです」と話し、今回3台の新型スピードツインを間近で目にして、「候補が増えてしまいました」とさらに悩まされることになったと語った。
そして、話題が尽きる前にトークショーは終了の時間を迎えた。その後に設けられたフォトセッションでも、平嶋さんと小峠さんが新型スピードツインについて話している様子が見られた。
新型『スピードツイン1200/1200 RS』は、2024年11月下旬より受付を開始しており、新型『スピードツイン900』は、2025年1月より発売される予定だ。各モデルの詳細は、お近くのトライアンフ正規販売店、もしくはトライアンフ公式サイト(https://www.triumphmotorcycles.jp)を確認してほしい。