“整形1億円”のアレン様が悟った「自分の顔に満足できない人の、ホントの理由」

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2024年12月11日 09:20  女子SPA!

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女子SPA!

『全てアレン様が正しいでございます』より
整形総額1億円、SNS総登録者数60万人超えのタレントとして知られるアレン様。2024年10月30日に発売された初の著書『全てアレン様が正しいでございます』(玄光社)は、1週間で初版発行部が完売するほど話題になっています。

実は、2019年に“整形男子”として女子SPA!に登場してくれたアレン様に、約5年ぶりにインタビュー。全3回のうち3回目となる今回は、アレンさまのファビュラスなルックスについてフォーカスします。美青年から、妖艶なマダムへと変化を遂げた理由について聞きました。

ちまたでは「整形依存症」に陥る人も増えていますが、アレン様は整形をどう考えているのでしょうか?

◆“整形男子”からマダムに変貌したわけ

――5年前の女子SPA!登場時、外見は“男性”でしたね。今はマダムですが、当時から今のようになりたいという願望はあったのでしょうか。

アレン:私自身、当時はその気持ちに気づいてなかったの。今のような姿になりたいっていうのは潜在意識にあったかもしれないけど、気づいていないから、実践もする気にならなかった。

けどある日、私ってちょっとずつ自分のことをさらけ出してきているから、「もう怖いものもないし、やりたいことをやりたいな」って思った瞬間があったんですよね。そのときに真っ先に考えたのが、ロングヘアだったんです。

――“こうなりたい”っていう像があったのではなく、ロングヘアにしたいって思ったんですね。

アレン:そうなんです。ブロンドのロングヘアにしたいって思って。ただ、初めてブロンドのロングヘアにした日は、これだけ“人の目気にしなくていい”って言ってる私が、その足で銀座に行った時にちょっとだけ恥ずかしかったんです。なぜかというと、その時はまだファッションが男性だったから。

でも、それも歩いて5分ぐらいで、「別に人の目なんてどうでもいいや」って思ってましたね。瞬時に切り替える強さは元々持ってたので、むしろ見てもらっていいわってくらい。そこからもう振り切って、自分を表現するためにドレスアップをするようになりました。

◆他人の目なんて、どうでもいいじゃない

――今日もピンクのドレスが素敵です。1日で何媒体も取材を受けるということで、全部、違う衣装を用意されたとか。

アレン:女子SPA!さんは女性読者が多いから、今までにない感じの自分を表現しようと思ってピンクのドレスにしたんです。これは浅草のブティックで1万9000円ぐらい(笑)。

こうやって、なりたい自分になる、やりたいことをやる、表現する…っていう選択肢を、この数年間で一気に増やせました。今、すっっっごい幸せ。やっぱり人の目なんて気にしなくていいんだってわかりましたね。

◆整形の原動力は「地元の奴らを見返したい」だった

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故郷・高知県から上京して、17歳で初めて鼻を整形したというアレン様。原動力は、「見違えるほどキレイになって地元の奴らを見返したい」という、「地元への劣等感と優越感」だったと言います。(以下、< >は同書からの抜粋)

<そこからいろいろな整形をしていって、もっとどんどん整形をやりたくなって、次は肌とかほくろとか、キリがなくなっていったの。>

<その時付き合っている人やほかの人たちから、(整形する)マネーをもらうこともあったわ。>

<何かの形に執着して依存するっていうのは、ある種、心の病気みたいなところがあるのかもね。>
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――整形総額1億円と言われていますが、5年前からどれくらい整形されたのでしょうか?

アレン:実はそんなに大きい整形はしていなくて、金額としては500万円前後くらい。なぜかっていうと、今までの「キレイになって見返したい」って気持ちから、自分らしさを表現できるようになったことで、満たされてきたの。満たされると、ありのままの自分でもいいんだって気づくんですよね。

――では、これからはあまり整形はしない…?

アレン:整形はやるわ、今後も!だって、老けたくないし、美しい自分を見てほしいっていう、根底にあるものは変わらないから。でも、前みたいに痛い思いをして手術をずっと繰り返して、どんどん顔を変えないと満足できない、というステージではなくなりました。

◆日々に満足すると、顔が気にならなくなる

アレン:だから、みんなにも気づいてほしい。自分の顔に満足している人って、実生活とかちょっとしたことで幸せを感じているのよ。ちょっとした幸せを感じる環境に自分を持っていくと、意外と、顔って気にならなくなるかもって。

――確かにおっしゃる通りかもしれませんね。

アレン:だからといって整形をやめるわけはないけど、ここからガッツリ切ったり、パーツを変えたりはしないです。あと、みんなのイメージするアレン様からはもう大幅に変えない。“クリマン”(ファンのこと)は今の私に愛着を持ってくれてるし、一心同体みたいになってるから。だから、以前の私のように整形をすることで満足している人には、整形のようにお金がかかるものではなく、もっと身近にあるものの満足感に気づいて欲しいなと思いますね。

そうするとルックスは気にならなくなってくるし、なにより、大変良い意味で、人は自分のことをそんなに見てない。大変良い意味で、あなたが思ってるほどそんなに人は見てないからこそ、もっと自由でいいんです。

――「自分の顔が嫌い」っていう人は、どこかで「自分が嫌い」っていうのはあると思います。

アレン:認められないんですよね。だから、ちょっとでもキレイになった自分に対して「これだったら自分を認められるかも」ってなる。でも、そういうのってどんどんハードルが上がってくだけだから。そんなことより、普通に美味しい食べたいご飯を食べてるだけでも超幸せじゃない?

◆こだわりは“メロ突き上げる唇”

――アレン様は、特に唇が印象的だなって感じるんですが、やっぱりこだわりですか?

アレン:はい。ドクターに言うんですよ。「海外、日本、全世界中のボーイズがみんなメロ突き上げる唇にしてください」って。ドクターは言うわ、すぐ。「イエス!!」って。

――ここ最近でやった、大きい施術ってありますか?

アレン:ここ最近大きいお金をかけたので言うと、ミラドライ。すごく露出するドレスも着るようになったので、今まで全く興味がなかったのに「汗をかきたくないな」って思って、脇汗が出なくなるオペを60万ぐらいかけてやりました。ドレス着るならやっぱりちょっとケアとしてやっとこうかなって。

あと、ハゲ防止の薬も、最近、生え際に吹きかけてます。こんな見た目なのにおでこが上がってきてるって、大変なことじゃない!? 30代ですから、ちょっと生え際とかも気にしようと思って、ちゃんと病院に行って出してもらう医薬品のAGA治療薬を吹きかけまくってるの。もう、やってることはすごいジジイ!

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自分の弱さや失敗も認めつつ、全身から放たれるポジティブオーラ!「アレン様をスマホの待ち受けにすると運気がアップする」と言われていることに納得した取材班でした。
<アレン 取材・文/瑞姫 撮影/星 亘(本誌)>

【アレン】
マダムタレント。幼少期から波瀾万丈な人生を歩んできた結果、どんな時も自分を最優先する生き方を貫く姿が、ファンの生きる道標となっている。登録者数約30万人のYouTubeなど、SNSフォロワー総数60万人。著作はカレンダー『一日一枚 アレン様のお言葉とお写真BOOK366』、『全てアレン様が正しいでございます』。2025年1月に『アレン様は大変!!ぉ怒りになられてます。』を刊行予定。YouTubeチャンネル、X:@Allen_Japan_No1、Instagram:allen_japan_official

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  • 最終形態は爺か婆でええやんシワシワも自分で充分満足
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