核抑止・廃絶、矛盾せず=石破首相と被団協の面会調整―林官房長官
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2024年12月11日 13:01 時事通信社
林芳正官房長官は11日の記者会見で、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の田中熙巳代表委員がノーベル平和賞授賞式で核兵器廃絶を訴えたことに関し、「米国の拡大抑止を確保しつつ、『核兵器のない世界』に向かって努力することは、決して矛盾するものではない」と強調した。
林氏は、石破茂首相と被団協メンバーの面会を調整していくと説明。田中氏が原爆犠牲者への国家補償を求めたことについては「戦災で亡くなった方と同様に給付などは行っていない」と述べるにとどめた。
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