衆院政倫審、自民１０人以上出席へ＝参院は公開希望者から

　衆院政治倫理審査会の与野党筆頭幹事は１１日、自民党の派閥裏金事件を受けた衆院政治倫理審査会の開催を巡り協議した。与党筆頭の村井英樹氏（自民党）は、関係議員１５人のうち１０人以上が弁明を希望しており、１２日に申請を取りまとめると説明。来週中に開催する方向で調整する。

　会談後、野党筆頭の寺田学氏（立憲民主党）は記者団に「公開で弁明する方もいると聞いている」と語った。

　一方、両党の参院国対委員長も会談し、参院政倫審の開催が正式に決まれば、出席する意向を示した２７人のうち、公開を希望または容認する４人の弁明を先行して実施することで合意。日程に関しては自民党側が１８、２０両日の審査を提案し、引き続き協議することになった。