「日本で最も古い」とされている温泉記号がある聖地の写真が、X(Twitter)で約6万8000件のいいねを集めるほど話題に。現在とは少し違う見た目に反響が寄せられています。
●磯部温泉のある群馬県安中市で撮影された「日本最古の温泉マーク」
投稿者は、一風変わった“エモい風景”を紹介しているXユーザー・羽鳥写真館さん。
写真に写っているのは、群馬県安中市にある磯部詩碑公園で撮影された「日本最古の温泉記号」とされている石碑。安中市によると、万治4年(1661年)に付近の農民の土地争いに決着を付けるために、江戸幕府から出された評決文の添付図に描かれていた温泉記号とのこと。
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専門家の調査で日本で使われた「最古の温泉記号」と判明し、安中市は“温泉記号発祥の地”として「磯部温泉」をアピールしています。
温泉記号といえば、3本の波線が描かれたデザインがおなじみですが、最古の温泉記号は3本の波線が長く、すこし斜めに描かれています。
●ネットでは「カブ」または「クラゲ」に見えた人が多数
最古の温泉記号に対して、Xでは「カブかと思った」「カブにしか見えん」「クラゲだ」「落下していくクラゲすぎる」と、別のものに見えたという声が寄せられています。主にカブ派とクラゲ派に分かれているようですが、ほかにも隕石のようなものに見えたという声もありました。
ちなみに、現在の温泉記号(JIS)について、2016年に外国人から「温かい料理を提供する店」と誤解される恐れがあるとして、3人が入浴する新デザインの変更に向けた議論が産経省で行われました。変更には反対意見があがり、最終的に国際規格の新デザインと選択できる方式となりました。
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