被爆者ら「平和考えて」=現地高校生に体験語る―「重要なメッセージ」・オスロ

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2024年12月12日 05:31  時事通信社

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時事通信社

オスロの高校で行われた被爆者による講演=11日、オスロ
 【オスロ時事】ノーベル平和賞を受賞した日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の被爆者らは11日(日本時間同日夜)、ノルウェーの首都オスロのキューベン高校を訪れ、現地の高校生に自らの体験を語り「平和について考えて」と呼び掛けた。生徒らは真剣な面持ちで耳を傾け、「重要なメッセージ」を心に刻んだ。

 訪問したのは、事務局次長の浜住治郎さん(78)と代表理事の横山照子さん(83)ら3人で、社会学などを学ぶ生徒約200人が参加した。

 長崎の被爆者の横山さんは、幼い頃に被爆した妹が入退院を繰り返し、学校にもほとんど通えず44歳で亡くなったことを語り、「原爆の被害は人間の一生を駄目にするということを知ってほしい」と強調。「平和な世の中でしか、自分の歩む道を自分で決めることはできない。高校生の皆さんには、平和について考えてほしい」と語った。

 浜住さんも、広島で母親の胎内にいた時に被爆し、爆心地近くにいた父を失ったことを伝えた。「報復の連鎖は何を生むのでしょうか」と問い掛け、「皆さんの夢がかなうには平和が必要。戦争も核もない世界に向かって、共に歩みましょう」と訴えた。

 訪問は約1時間半で終了し、生徒からは3人に長崎の平和祈念像など平和をモチーフにした記念品が贈られた。 

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  • アメポチが手のひら返して原発の責任はアメリカに言えとか言ってwww節操の無い奴らwww
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