大学1、2年生の就職ランキング、1位は「国家公務員」 「任天堂」は3位に

1

2024年12月12日 16:30  キャリコネニュース

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

キャリコネニュース

写真

リスクモンスターは12月10日、「大学1、2年生が就職したいと思う企業・業種ランキング」の調査結果を発表した。調査は、6月から7月にかけて、大学1、2年生を対象にインターネット上で実施。598人から有効回答を得た。(文:長田コウ)

企業ランキングを見ていくと、1位は、「国家公務員」、2位「地方公務員」。3位は「任天堂」だった。以下、4位「日本航空(JAL)」、5位「味の素」、6位「全日本空輸(ANA)」、7位「ソニー・ミュージック」という結果になった。

最低限実現したい生涯最高年収、1位は「600万円〜800万円」

業種別では、製造業が10社(任天堂、味の素、パナソニック、大塚製薬、トヨタ自動車、ソニー、サンリオ、資生堂、山崎製パン、Apple)を占め、人気度が窺える。他には、航空運輸業、娯楽業、情報サービス業などが上位に入った。

次に、男女別の人気ランキングを見ていく。男性の1位は、「国家公務員」。次いで2位「地方公務員」、3位「任天堂」だった。また、「日本航空(JAL)」、「東日本旅客鉄道(JR東日本)」、「東海旅客鉄道(JR東海)」などがランクインし、交通インフラ企業の人気度が分かる。

女性の1位は、「地方公務員」。次いで、2位「国家公務員」、3位「味の素」と続いた。男性とは打って変わって、「ソニー・ミュージックエンタテインメント」、「サンリオ」、「日本テレビ」などエンタテインメント業界が人気であることが窺える。

文理別に見ていくと、文理どちらでも1位になったのは「国家公務員」。文系2位の「地方公務員」は理系では3位だった。文系では、「任天堂」、「サンリオ」、「ソニー・ミュージックエンタテインメント」とエンタテインメント業界への人気が高い一方で、理系では、「味の素」、「山崎製パン」、「武田薬品」と製造業が上位にランクインしており、専門性を活かす傾向がある。

就職先を選ぶときに重視するポイントについては、トップ回答は、「給与額」。2位「勤務地」、3位「福利厚生」と続いた。給与額について、最低限実現したい生涯最高年収として、最多回答が「600万円〜800万円」となった。次いで、「800万円〜1000万円」、「1000万円〜2000万円」という結果だ。5月に実施した就活生を対象にした調査では約半数が「400万円〜800万円」だったことから、大学1、2年生の方が高収入を狙っていることが分かる。

最後に、就職先選定における学生の行動基準の調査結果を見ていこう。望む就業の形として最多回答だったのは、「出世して高収入を得たい」だ。次いで、2位「プライベートを優先させたい」、3位「優良企業で安定的に働きたい」という結果になった。最多回答の「出世して高収入を得たい」については、学年別、男女別、文理別のすべてにおいて1位だった。

このニュースに関するつぶやき

  • 理系の偏差値トップ層を受け皿たる医学部にしてることが過剰医療を生んでるんやって
    • イイネ!0
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(1件)

前日のランキングへ

ニュース設定