来年1月の第101回箱根駅伝で2年連続8度目の総合優勝を目指す青山学院大(青学大)が12日、東京・青山キャンパスで壮行会と記者会見を開いた。原晋監督が発令した「あいたいね大作戦」にちなみ、3選手が「会いたい人」を明かした。
指揮官の「優勝するといろいろな出会いがある」との発言を受け、主将の田中悠登(4年)は3人組ヒップホップユニットの「ファンキー・モンキー・ベイビーズ」を「会いたい人」に挙げた。「小さい頃から聞いていて、苦しい時、なかなかうまくいかない時にたくさん支えてもらったので、箱根が終わったらライブに行きたい」と笑顔を見せた。
今季の出雲1区、全日本2区でともに区間賞の鶴川正也(4年)はロックバンド「Mrs. GREEN APPLE」に会いたいと告白。「いつもたくさん曲を聴いている。スタート前やきつい時に聞くと元気が出る」と打ち明けた。平松享祐(2年)も「Adoに会いたいと思います!」と声を弾ませた。
「あいたいね大作戦」は学生にも浸透しつつある様子。田中が「初めて聞いた時は『誰に会いたいんだろう?』と思ったんですけど、監督の説明を聞いて、『喜びあいたい』とか『LOVEの意味での愛』といろいろな思いが込められていて、さすがだなと思いました」と語ると、原監督もうれしそうにほほ笑んだ。
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