写真 今回レポートするのはダイソーのバス用品売り場で見つけた550円商品、ワンピースタイプのラップタオル「湯上がりタオルワンピース」です。
◆体を拭いた後、そのまま着られるバスタオル
お風呂から上がったら着替える前にスキンケアやボディケアをしたい、髪を乾かしたいなど、ちょっとした作業をしたい時ってありますよね。
そんな時、体にバスタオルをクルッと巻いただけでは簡単にはだけてしまってわずらわしい――。そこで注目したのが、ダイソーの「湯上がりタオルワンピース」です。
濡れた体をパパッと拭いたらアームホール(袖ぐり)に腕を通し、あとは体に巻きつけてワンピースとして着ることができる“着るバスタオル”がこちら。
「湯上がりタオルワンピース」550円/税込
カラー:ブルー
サイズ:フリーサイズ
材質:本体 ポリエステル100%、ボタン ポリプロピレン
洗い方:洗濯機での弱い洗濯(洗濯ネットに入れること/ほかの製品と一緒に洗濯しないこと)の後、日陰でつり干し推奨
※店舗により同じ商品がない場合や、既に販売終了している可能性があります。
バスタオルとワンピース、1枚で2通りの働きをしてくれる「湯上がりタオルワンピース」。次は、デザインを見ていきましょう。
◆一見普通のバスタオルだけれど……?
続いては、「湯上がりタオルワンピース」のデザインをチェック。
カラーは2色展開で、筆者が購入した深みのあるブルーのほかにベージュもラインナップしています。
販売時のクルクル丸められた状態ではなかなかのボリュームですが、持ってみると思いのほか軽くふんわりしています。
素材はポリエステル100%。肌触りが優しく、やや長めの毛足は毛布を彷彿とさせます。
……と、ここまではふわふわと柔らかなごく一般的なバスタオルといった印象。ところが、広げてみると不思議なデザインをしているんです。
◆大判のバスタオルにアームホールが2つ、腕を通すと…
確かに長方形で大判のバスタオルではあるけれど、長辺には2つの穴。
腕を通すアームホールは、横に長い特徴的なデザインです。
そして、スナップボタンが2個。ワンピースとして着るとき、デコルテのあたりでパチッと留めます。
右下にはポケットが1個ついているので、ヘアピンやヘアゴムのような小物を入れることも可能。
おおまかなデザインはざっとこんな感じです。しかし、この長方形のバスタオルがどうやってワンピースに変わるのか……正直なところ想像がつきません。
次は、着方をチェックしていきます。
◆簡単3STEPでバスタオルからワンピースに!
次は、パッケージ裏面に記載された方法を参考に「湯上がりタオルワンピース」を着ていきます。
着方は簡単、3STEP。
まず、ポケットの面を外・アームホールを上にして「湯上がりタオルワンピース」を背中側で広げたら、腕を内側から通します。
続けてアームホールの上部を肩の上に引っかけ、肩ひも部分を整えたら、「湯上がりタオルワンピース」の角を持って体の前に巻きつけましょう。
あとは、デコルテの前で2個のスナップボタンを留めるだけ。
メチャクチャ簡単に着ることができました。
特に気に入ったポイントは、ゴムがどこにも使われていないこと。湯上がりのリラックスした体が締めつけられず、着心地が良いです。素肌に直接触れるふわもこ素材もいい感じ。
◆ドライヤーやボディケアの時間がノンストレスに
手を放しても安心な肩ひもタイプのラップタオルは、スキンケアやボディケア、ドライヤーをするときの腕の動きで脱げたり、はだけたりしにくく高ポイント。
デコルテの位置でボタンを留めただけなので、ペロッとめくればお腹や脚などのボディケアをする時の邪魔になりません。
このタイプのふわふわ素材はあまり水を吸わないイメージがあり、その点は期待薄めだったのですが、肌の上をポンポンと押さえるように使うと湯上りの濡れた体を優しく、すっきりと拭くことができました。
◆温泉やサウナの着替え時にもおすすめ
ただし、「湯上がりタオルワンピース」がまあまあ濡れた状態で着る場合、椅子などに座るとじんわり湿ってしまうので基本的には立ったまま作業するといいかもしれません。
また濡れたタオルは時間が経つと冷たくなるので、体を冷やさないように気をつけて使いたいところです。
顔や髪を拭くときは、スナップボタンやポケット部分に当たらないようにするといいでしょう。
「湯上がりタオルワンピース」は自宅でのお風呂上がりだけでなく、温泉やサウナでの着替えの時にもおすすめ。気になった人は、店舗やネットストアをチェックしてみてくださいね。
<文/高木沙織>
【高木沙織】
「美」と「健康」を手に入れるためのインナーケア・アウターケアとして、食と運動の両方からのアプローチを得意とする。食では、発酵食品ソムリエやスーパーフードエキスパート、雑穀マイスターなどの資格を有し、運動では、骨盤ヨガ、産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、Core Power Yoga CPY®といった資格のもと執筆活動やさまざまなイベントクラスを担当。2021年からは、WEB小説の執筆も開始。Instagram:@saori_takagi