吉田真百合「犬火の兄弟」仲間に裏切られ、故郷を追い出された1人と1匹の復讐譚

吉田真百合の単行本「犬火の兄弟」が本日12月13日に発売された。

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少年・ノジは光嶽山（みつたけやま）の奥深くで、山の動物たちと山犬に育てられた。ある日、それまで山を統べていた“山神”が死んでしまう。次の山神を決める儀式が執り行われるが、選ばれたのはなんと人間のノジだった。その決定を不服とする山の動物たちによって命を狙われたノジは、ノジを守ろうとしてくれた種族違いの弟・イノとともに、光嶽山を追い出されてしまう。故郷を取り戻すため、ノジは光嶽山への報復を誓う。ハルタで連載された、燃えるような復讐の物語。