フジテレビ佐々木恭子アナウンサー(51)が15日、フジテレビ系「ワイドナショー」(日曜午前10時)に出演。朝番組「とくダネ!」で第1回から共演していた小倉智昭さんの他界に、言葉を詰まらせ涙を見せた。
小倉さんの人となりを伝えるVTR明け、MC東野幸治(57)から「はい、すみません、佐々木さん」と声をかけられた佐々木アナは「すみません、なんか亡くなられてから時間がたって、小倉さんといっぱい訃報を伝えたのに、今、小倉さんが亡くなったというニュースを自分が読んでいるのが、胸がグッと…ごめんなさい…すみません、失礼しました」と話すと、右目から大粒の涙が頬を伝って落ちた。
東野は「佐々木さんは1999年の4月1日、とくダネ放送開始1回目から10年間、初代アシスタント」と話すと、佐々木アナは「はい」と答えた。東野から「オープニングトーク、10分ぐらいされていましたよね」と語ると、佐々木アナは「何の打ち合わせもなくて、小倉さんが何を話すか分からないまま、何分しゃべるか分からないまま、何しゃべってるか分からないまま10分間、ずーと立ってたりして」と思い起こすように話した。
東野は「小倉さんは西武ライオンズのファンで、10分ぐらいライオンズの選手がこのぐらいすごいんだ、って話をしている間、スタジオの誰も分かっていない、という」と語った。そのときに小倉アナのすぐ隣にいた佐々木アナは「ちょっとついていけないな、と思っていた。グッときちゃったのは、小倉さん51歳で、ちょうど私同じ年齢なんですが、一番やりたかったのがフジテレビの朝のワイドショーだったんですね。だから51歳で夢を叶えている男性と一緒に仕事をするというので、その気迫もいい意味での厳しさもあって、優しいだけじゃないプロとしての気迫に毎朝、毎朝立ち会えてたことがものすごい貴重だったな、という空気を思い出しました」と目に涙をためてぬぐいもせずに語った。
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