フェアリーSは1枠を狙おう 6年連続馬券内の絶好枠をゲットしたのは?

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2025年01月10日 11:45  netkeiba

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キタノクニカラ(撮影:小金井邦祥)
 牝馬限定重賞らしく、とにかく荒れるイメージのフェアリーステークス(3歳牝・GIII・芝1600m)だが、実は分かりやすい傾向がある。内枠有利の中山芝1600m戦らしく、19年から6年連続で1枠が馬券に絡んでいるのだ。

 古い方から1枠で3着以内となった馬を挙げていこう。19年が1着フィリアプーラ(3番人気)、20年が1着スマイルカナ(3番人気)、21年が3着ベッラノーヴァ(6番人気)、22年が3着ビジュノワール(7番人気)、23年が3着スピードオブライト(6番人気)、そして24年が3着ラヴスコール(4番人気)。このように人気馬ばかりではないし、失礼ながら後に重賞戦線で活躍した馬もあまりいない。ということは、多少なりとも各馬の好走を白帽がサポートしたはず。そもそも、中山芝1600mはスタートから最初のコーナーまでが200m少々しかないため、構造的に内枠有利。この結果も当然といえば当然なのだ。

 今年はマイスターヴェルク(牝3、美浦・勢司和浩厩舎)とキタノクニカラ(牝3、美浦・小島茂之厩舎)が「幸運」の1枠をゲットした。2頭ともに中山で好走歴があり、決して侮れない存在。特にキタノクニカラは、一昨年の覇者キタウイングの全妹ながら伏兵評価が濃厚で妙味も大きい。

 7年連続で1枠が好走し、とにかく荒れるフェアリーSを今年も演出するか。12日(日)15時45分の発走を心待ちにしたい。

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