宮根誠司、フジ「Mr.サンデー」で中居正広問題の調査委員会に私見「もっと厳しい委員会が…」

宮根誠司（61）がキャスターを務めるフジテレビ系「Mr.サンデー」（日曜午後10時）は19日の放送で、タレント中居正広（52）の女性トラブルを巡り、同局が行った17日の記者会見の話題を取り上げた。

番組序盤、宮根が「タレントの中居正広氏の女性トラブルなど一連の報道について、フジテレビの港社長らは会見で、第三者の弁護士を中心とする調査委員会を立ち上げることを明らかにしました」と紹介。最初の10分ほどは、港社長の会見でのコメントが写真とともにナレーションで伝えられ、神妙に見守る宮根がワイプに映された。

その後、宮根は会見について「5つの点で見ていきます」とボードを提示。「1　当事者女性への対応」「2　中居氏への対応」「3　フジテレビ社員の関与について」「4女性を伴う会食の場について」「5　今後の調査」のそれぞれについての港社長の説明を、藤本万梨乃アナウンサーが読み上げた。

これらの点について、元毎日新聞記者のノンフィクションライター石戸諭氏、編集者の黒岩里奈氏、藤本アナがコメント。その後、宮根は「まず決まっていることは、第三者の弁護士を中心とする調査が始まるということです」とあらためて報告すると「私も週1回のレギュラーを持たせていただいている出演者に過ぎません。またおまえ、偉そうに言うな、と言われるかもしれませんけど、藤本さんがおっしゃったように、第三者委員会に並ぶ、もしくはもっと厳しい委員会が立ち上がって、ていねいでより深い調査というのが、必要だと思います。そして厳しい目線が必要だと思います」と指摘した。　続けて「そして結果が出た時点で、フジテレビさんはすぐにでも結果報告をつまびらかにして、そしてフジテレビがこれからどうやって変わっていくのかというのを、視聴者の皆さんが少しでも納得していただいて、初めて、信頼回復への第一歩が始まる。そこから始まるんだという風に感じました」とカメラに向かって熱弁した。

宮根は「信頼回復に向けまして、我々のできることって非常に少ないと思いますけど、より愚直に誠実に、番組制作にたずさわっていきたいと思います」と、あらためて心境を激白。番組序盤30分ほどを、この問題に費やした。

この日は、朝の情報番組「ワイドナショー」（日曜午前10時）でも番組序盤の約5分間、中居や同局の会見について伝え、国際弁護士の清原博氏や元NHKのジャーナリスト岩田明子氏らがコメントした。