映画『爆弾』が2025年公開。ファーストルックビジュアル、超特報映像が到着した。
『このミステリーがすごい! 2023年版』『ミステリが読みたい! 2023年版』で1位を獲得した呉勝浩の同名小説を映画化する『爆弾』は、都内に仕掛けられた爆弾の存在を予告する中年男「スズキタゴサク」と爆弾の在りかを探す警察の謎解きゲームと、東京中を駆け巡る爆弾探しがリアルタイムで進行するエンターテイメント作品。
主演は、警視庁捜査一課でスズキタゴサクと対峙する交渉人・類家役を演じる山田裕貴。共演に爆弾捜索に奔走する交番勤務の巡査・倖田役の伊藤沙莉、スズキタゴサクの過去を追う所轄の刑事・等々力役の染谷将太、類家の上司として同じくスズキタゴサクと交渉する清宮役の渡部篤郎が名を連ねる。監督は『キャラクター』『恋は雨上がりのように』『帝一の國』などで知られる永井聡。
【山田裕貴のコメント】
撮影は始まっています
原作、完璧でした
なんだ、この面白さは…と
この完成形を映画に落とし込み
足りないものはないか、
なにか見落としはないか、
と日々戦っています
性善説、性悪説、語り出したら
キリがないとは思います
環境によって、自分の心の傷によって
人はいくらでも歪んでいく
それを誰かのせいにせず
受け止めて、
乗り越えていけるか…
僕は当て書きかと思うくらい
自分が生きるキャラクターの気持ちに
寄り添ってしまいました
この世を憂い、人を信じすぎ
人に悲しんだ
そして、自分が自分を生きること、
光にも闇にも嘘をつかない
僕が生きるその人は
人から見れば歪んでいるし、強いのかなと
素晴らしい監督、キャスト、スタッフの皆さんで日々戦っています
あとは自分がこのキャラクターを捕まえられるか
どうか皆様がこんな世の中に
真心を持って立ち向かおうと想える
希望の作品になりますよう
【伊藤沙莉のコメント】
読みはじめてから
その手が止まらず
本当にあっという間に
読み進めてしまいました。
感情がぐちゃぐちゃになりました。
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とても好きだったので
倖田を、演らせていただけることが
本当に嬉しいです。
そんなこと
思っている余裕は
本当は全然ないのですが
キャストの皆さんが演じられる
全ての役がどうしても楽しみです。
私はとにかく頑張ります。
私が、すべきことをします。
【染谷将太のコメント】
先行き読めぬ、ヒリヒリとした台本を手にした時、心震えました。そして等々力として、素敵なスタッフ・キャストの皆様とこの大事件に参加させてもらえることの嬉しさを胸に、静かに、そして激しく、撮影に入らせて頂きました。
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【渡部篤郎のコメント】
良い作品を作り上げようとする意識が強く感じられる現場であり、緊張感のある日々を過ごす中で心地よい疲労を覚えています。私が演じる清宮は、スズキタゴサクと交渉し対峙する役どころです。キャリアや出自が全く異なる二人の、相容れない空気感を表現できればと思いながら演じています。
本作は素晴らしい原作を基にしたものであり、黒澤明監督の『天国と地獄』のような、高尚なエンターテイメント性に特化した稀有な作品です。本物の映画になるのではないかと確信しています。ぜひご期待ください。
【永井聡監督のコメント】
心の中に、誰しもが抱えている爆弾。例えば過去の消したい記憶、或いは隠しているが自分の中に潜んでいる悪意、そういう人間の闇を映した映画にしたいと思いました。役者陣がとても素晴らしい演技をしています。原作の重厚感を表現する為こんなにも役者達と話し合い、掘り下げたのは初めてです。その熱量が伝われば幸いです。何卒。
【岡田翔太(企画・プロデューサー)のコメント】
はじめてこの企画を監督に持って行った時、ただ“楽しい”“おもしろい”だけじゃない『本物の映画』を届けたい。
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断言しますが、私が1枚の企画書と共に想像していた世界を既に超えています。
これは凄い作品になる、そんな予感をひしひしと感じます。ご期待下さい。