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ついに元SMAPの中居正広(52)の芸能界引退も発表された、フジテレビと中居をめぐる女性トラブル騒動。新たに元フジテレビ社員の告発が報じられ、ネット上では業界全体の“大改革”を求める声が溢れかえっている。
1月22日配信の「デイリー新潮」によると、元社員はフジテレビについて《イジメ体質》で《何もかもが他人事》と批判。大物プロデューサーからのセクハラや『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)に携わったときに《中居さんのマネージャーから言い寄られた》などと告白したのだ。
フジテレビの内情を知る人物からの告発に、SNSでは
《中居問題は業界全体から見たら氷山の一角。ここで一気に膿を出すべき》
《中居やフジだけを切って終わらせる問題じゃない。テレビ局は大幅に体質変えないとマズいよ》
といった厳しい声が後を絶たない。
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改めて中居問題を振り返ると、女性トラブルが明らかになったのは2024年12月のこと。最初に「女性セブン」が報じ、トラブルにはフジテレビの編成幹部が関わっているとも伝えられた。さらに「週刊文春」が続報として被害女性の《今でも許せない》というコメントを掲載し、騒動がますます拡大した経緯がある。
また1月16日発売の「週刊文春」では、トラブル関与を疑われているフジ編成部長によって“献上”されたという同局女性アナウンサーの証言を掲載。
「文春を筆頭に次々と週刊誌にタレコミが寄せられているようです。中居さん本人が引退したとはいえ、この告発がどこまで広がり続けるのか、もはや誰にもわかりません……。ただ、それだけフジと中居さんの振る舞いに不満を持っていた社内外の人が多かった証拠とも言えます」(芸能ライター)
実際、あるフジテレビ社員は、本誌の取材にこう憤りをあらわにする。
「ここまで問題が広がったのは、経営陣の危機感のなさにつきます。すでに多くの人が指摘しているように、問題発覚後の会見に制限をかけるなんて報道機関としての責任を放棄しているようなもの。あまりにも後手にまわった対応に、社内中から怒りの声が上がっています。
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経営陣がこうして先延ばしにしている間も、現場は刻一刻と対応しなければなりません。CMスポンサーの差し止めが広がっていること以外にもいろんな仕事に影響が出ていて、そのたびに関係各所へ『ご迷惑をおかけして申し訳ありません』と謝罪する毎日です……」
中居の引退も、騒動を鎮静化させるには至らない印象だ。一連の騒動は、中居とフジテレビだけの問題で終わるのか――。業界全体の暗部を浄化する時期に差し掛かっているのかもしれない。
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