BMWは、2019年よりワークス体制でWorldSBKに継続参戦しているチームだ。2021年にはS1000RRからM1000RRにマシンを変更し、以降はサテライトチームも交え体制強化を図ってきた。
WorldSBK参戦6年目の2024年は、元王者のトプラク・ラズガットリオグルを迎え入れ、継続参戦のマイケル・ファン・デル・マークとともに戦った。ラズガットリオグルは開幕2戦目で初優勝を飾ると、右肩上がりな成績を残し、BMW移籍初年度にして2021年以来2度目の王者に輝いた。BMWにとってもWorldSBK史上初のタイトル獲得の快挙を成し遂げたシーズンに。
2025年も引き続き王者ラズガットリオグルと、ファン・デル・マークのふたりが継続参戦。ラズガットリオグルはチャンピオンナンバー『1』に戻し、2年連続のチャンピオン獲得に向けて戦うこととなる。
また同日には、FIM世界耐久選手権（EWC）におけるマシンのカラーリングも発表された。マーカス・ライターベルガー、シルバン・ギュントーリ、スティーブン・オデンダール、ハネス・ソーマーのライダー4名が出席した。
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