小出恵介(40)が3日、都内で行われた、中山優馬主演「農業系Rock Musical『いただきます!〜歌舞伎町伝説〜』」の公開稽古に登場し、役作りや作品への意気込みについて語った。
【写真】事務所退所後初舞台!稽古を受ける真剣な表情の中山優馬 小出が演じるのは、かつて伝説のホストと呼ばれるも、現在は農家として働き、中山優馬演じるNo.1ホストに農業の魅力を伝える日下部文男。小出は「『伝説の歌舞伎町キング』役というハードルが非常に高めな役ということで、楽しく稽古させていただいております」とあいさつし、「僕自身としては初めてのミュージカルですので、初舞台のような気持ちでいろいろと勉強させていただいております。皆さん本当に大した人たちが多いので、教えていただきながら、いろいろ学ばせていただいております」と謙虚に語った。
そして「命を“いただきます”ということで、“いただきます”というフレーズ出てくるんですが、そうして言葉のニュアンスを上手く載せつつ、でもやっぱり農業系ロックミュージカルにはいろいろな要素もあるので、弾けたりする部分やちょけたりする部分もありながら、上手く伝えていけたらなと思います」と作品への意気込みを語った。
取材には小出のほか、中山優馬(31)、Dream Ami(36)、古謝那伊留(31)、シルビア・グラブ(50)、演出の林希(50)が登壇した。
農業系Rock Musical『いただきます!〜歌舞伎町伝説〜』は、『塚田農場』などの飲食店を運営する株式会社エー・ピーホールディングスの代表取締役会長兼社長の米山久の著書『ありきたりじゃない新・外食』を原作としたオリジナル作品。自身が体感してきた生産者の苦悩や厳しい現実、そして人間ドラマをリアルに描きながらも食のあるべき姿の追求し“食育”をよりパワーアップさせた“食農育”をテーマに笑いあり、涙あり、ロックありで描いたコメディミュージカル。
■農業系Rock Musical『いただきます!〜歌舞伎町伝説〜』あらすじ
新宿歌舞伎町のホストクラブ『ムーンサルト』の人気ホスト・ジュンこと手島広夢(中山)は、ホスト生活の不摂生がたたって倒れ、店長に勧められて“伝説の歌舞伎町キング”を訪ねるために宮崎に。そこにいたのは伝説のホストの影もなく、農家として働く、日下部文男(小出)の姿だった。文男の姿に失望し反発しつつも、文男の家に置いてもらう代わりに農業の手伝いをすることになった広夢。ひとりの青年が農業を通して人の温かさや食のありがたみに触れ、新しい価値観を身に付け成長していく姿を描く。
■公演情報
・2025年2月20日(木)〜3月2日(日):東京公演 新宿FACE
・2025年3月15日(土)〜16日(日):大阪公演 大阪国際交流センター大ホール