ある“自伝エッセイ本”が発売前から注目を集めている。秋篠宮家の長女・眞子さんと結婚した小室圭さんの母・佳代さんの半生をつづった『ブランニューデイ あたらしい日』(内外出版社刊)だ。著者もさることながら、その内容にも波紋を呼びそうだ。
《本書には、一人の女性の半生が描かれています。小室佳代さん――小室圭さんの母親です》とAmazonの公式サイトで紹介されている同書は、すでに予約受付が開始され、2月6日に発売される。紹介文によると、《自筆の料理イラストがいくつも掲載》されていて、《大切な人との出逢いと別離、子育て、料理、病魔との闘い》について佳代さんが初めて語るという。
気になるのは、著者プロフィールに書かれた《穏やかな日常が、2017年を機に人生が大きく変わっていく》との一節だがーー。
「一連の“結婚延期騒動”を指しているのは明らかです。’17年9月に眞子さんと圭さんの婚約内定会見が開かれてからわずか3カ月後、元婚約者との間の約400万円の金銭トラブルが報じられると、世間は祝福ムードから一転。小室家に対する目が厳しくなり、翌年2月に宮内庁は前代未聞の結婚延期を発表しました」(皇室ジャーナリスト)
結果的に眞子さんと圭さんの結婚は約3年半も延期され、’21年10月に結婚。同年11月、元婚約者には全額返金し、トラブルは解決したものの、一般の結納にあたる「納采の儀」など皇室の結婚行事は一切おこなわれなかった。また、皇籍を離れる眞子さんに支払われるはずだった結婚一時金も辞退している。
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さらに’22年9月には、『週刊文春』が佳代さんと彫金師の間で巻き起こった新たな金銭トラブルを報道。佳代さんが相手の男性に対して、交際期間中の生活費などに慰謝料を加えた1600万円を要求し、佳代さんの剣幕に身の危険を感じた男性が警察に相談したというのだ。
度重なる騒動で息子のみならず眞子さんにもかなり迷惑をかけた印象は否めないが……。気になるのは、同書に“眞子さん”という言葉が一切出てこないのだ。
全7章、200ページ以上にわたる1冊の本の中で、“眞子さん”について触れたのは以下の段落のみだ。
《ようやくパラリーガルの仕事になれてきた矢先、彼女とのデート時のツーショットの写真が公開されてしまいます。それは偶然の賜物だったそうです。記者がたまたま彼らと同じ電車の車両にのり合わせたのだとか……。
そして翌年2017年5月に、彼らの交際が公になってしまいました。》(『ブランニューデイ あたらしい日』より)
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「佳代さんと元婚約者との金銭トラブルや、秋篠宮家との関係については全く触れていない一方で、子育てエピソードや料理については饒舌に語られているため、あくまでも“暴露本ではありません”というスタンスなのでしょう。ですが、“眞子さん”ではなく“彼女”と記し、眞子さんを褒める言葉が一切ないことに違和感を覚えましたね……」(前出のジャーナリスト)
奇しくも同書の発売日の2月6日は、7年前に眞子さんが結婚延期の文書を公表した日だ。嫁姑関係に溝があるわけではないといいのだが……。
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